『陸王』山崎賢人演じる息子が東奔西走!?大手企業がシューズ素材横取り

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役所広司主演の連続ドラマ『陸王』(TBS系列、毎週日曜21:00~)第7話が、12月3日に放送。今回は、「陸王」の生産を諦めかねない窮地に立たされる。

本作は、会社の存続を危ぶむ老舗足袋業者が、培った技術を活かして“裸足感覚”を追求したランニングシューズ「陸王」の開発に挑戦する姿が描かれる企業再生ストーリー。役所が、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一を演じているほか、その息子・大地役に山﨑賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部の部員・茂木裕人役に竹内涼真、陸王にぴったりのソール素材「シルクレイ」の特許を持つ飯山役に寺尾聰といった豪華出演者が出演している。

前回、陸王を履いた茂木が駅伝に出場し、見事活躍する。これを見た複数のランナーから、スポンサードの相談があるなど、こはぜ屋は勢い付いていた。しかし生産面ではまたもや苦難が。編み物会社「タチバナラッセル」が持つ素材が、陸王のアッパー(靴の足の甲をおおう部分)に最適だということで取引していたが、ライバルの大手企業・アトランティスの陰謀により白紙になってしまった。取引が終了する時期までに、新たな供給先を探さなければ「陸王」の生産はストップしてしまうと、危機感を募らせる宮沢を前に、大地は「俺が代わりを探す」と鼻息を荒くする。

そして今回は、大地がアッパー素材を探すために東奔西走する。しかし、やっと話を聞いてもらえる企業を見つけても、コストが見合わずうま味のないビジネスだと、取り付く島もなく断られてしまうのだった。茂木の期待に応えるためにも、何としてでも世界一のシューズを完成させたい。その一心で、必死に協力してくれる企業を探す日々だったが、そんな時シルクレイ製造機にあるトラブルが発生する。

もはや絶体絶命、最大のピンチに立たされたこはぜ屋。絶望の淵に立たされた宮沢は、元融資担当の銀行員・坂本(風間俊介)からある提案を受ける。宮沢が耳を疑うその提案とは……?

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