役所広司『陸王』新商品「足軽大将」大ヒットの新展開、シューズ開発はどうなる?

公開: 更新:

役所広司主演の連続ドラマ『陸王』(TBS系列、毎週日曜21:00~)第5話が、11月19日に30分拡大で放送。今回は、老舗足袋業者「こはぜ屋」の社長・宮沢(役所)が新たな新商品を手がける。

池井戸潤の同名小説をドラマ化した本作は、会社の存続を危ぶむ老舗足袋業者が、培った技術を活かして“裸足感覚”を追求したランニングシューズ「陸王」の開発に挑戦する姿が描かれる企業再生ストーリー。役所が、創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一を演じているほか、その息子・大地役に山﨑賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部の部員・茂木裕人役に竹内涼真、陸王にぴったりのソール素材「シルクレイ」の特許を持つ飯山役に寺尾聰といった豪華出演者が出演している。

前回、大企業・アトランティスからスポンサー契約を打ち切られた茂木を支援することを決意した「こはぜ屋」。茂木も、自分専用に作られた陸王の試作品を履いて走り、確かな手応えを感じていた。

今回は、陸王の開発資金がかさみ、足袋の利益を侵食してしまう恐れのある「こはぜ屋」に、銀行が「あと数か月は様子を見るが、それでも改善が見られない場合は覚悟をしていただく必要がある」と通告する。

宮沢は当面の資金繰りに頭を悩ませるが、ある日、子どもたちの何気ない会話から新製品の開発を思いつく。それは、陸王のために試行錯誤しているシルクレイのソール技術を応用した、新しい地下足袋の開発だった。ほどなく製品化に成功し、「足軽大将」と名付けられた地下足袋は、大きな反響を得て瞬く間にヒット商品へと成長。「これで資金繰りにも明るい兆しが見えた」と、陸王開発を新たに心に決める宮沢だったが、シルクレイの製造に暗雲が立ち込めて……。

一方、陸王を履き復帰へ向けて練習に励む茂木のもとにアトランティスの佐山(小籔千豊)が訪ねて来て、「また新しいRⅡ(アトランティスのシューズ)を提供したい」と持ちかける。一方的にスポンサードを切られ不信感を抱いていた茂木は拒絶するが、佐山にあることを聞かされ……。

PICK UP