長谷川博己、テロに立ち向かう!『都庁爆破!』新春ドラマ化

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2018年1月2日(火)21時より新春ドラマスペシャル『都庁爆破!』(TBS系)が放送されることが決定。主演は、昨年、興行収入80億円を突破した映画『シン・ゴジラ』で主演を務めたほか、「第40回日本アカデミー賞」で優秀主演男優賞に選出された長谷川博己が務める。

本作は、津波や原発による現代日本のパニックを、これらが起こる前から小説で訴えてきた作家・高嶋哲夫が2001年に発表した同名小説のドラマ化。テロの発生を想定してシミュレーションし、そこで起きる様々な問題を、親子愛、夫婦愛、友情で乗り越えていく“家族の絆を取り戻す”愛と感動のエンターテインメントドラマとなっている。

事の発端はクリスマスイブ。都庁が突然火を噴き、展望台にいた客がテロリストたちに人質に取られる。都庁を爆破したテロ組織は日本政府に要求を突きつけるが、未曾有の事態にどう対応するのか、政府と東京都は対立。刻々と迫るタイムリミット。家族を人質にされた元自衛官の主人公・本郷裕二(長谷川)は妻と娘を助けるため、テロ組織に挑む。

新春ドラマスペシャルらしく、長谷川以外にも豪華キャストが勢揃いした。米国国防総省の担当情報次官で、ある思惑から友人である本郷と行動を共にするケイン高村役に吉川晃司。この二人、そして都を、日本を翻弄するテロ集団の中心となるテロリスト・エム役に渡部篤郎。また、首都東京の顔、東京都知事・大池由紀子役に寺島しのぶ、大池都知事と対立する内閣総理大臣・御園朔太郎役にリリー・フランキーが決定。1000人規模のエキストラが参加するロケーションも予定されており、パニックに陥る東京をよりリアルに描いていく。長谷川ら出演者、企画・プロデュースを手がける伊與田英徳のコメントは以下の通り。

<長谷川博己>
虚無感に苛まれた本郷が、東京で起きたテロにより、家族や人、そして国家に対する思いがどの様に変化していくのか、役を通して私自身も体験していきたいと思います。目を背けたくなる現実を前にした時、人々はどういう選択をするのか? 決して他人事ではないこの悪夢は、視聴者の皆様にも問いかける作品になるのでは。新年早々、過激で息もつかせぬエンターテイメント作品をお見せできるようスタッフキャスト一丸となって努力したいと思います。

<吉川晃司>
長谷川くんはドラマで一緒になったことがあるのですが、芝居はそんなに絡みがなくて。けれど共通の知り合いがいるので、以前から知っているんです。彼の持っている色はちょっとアーティスティック。カッコイイヤツだなあと思ってたので、今回一緒にやれるのが楽しみです。本郷は、キャラクターとしては彼よりまっすぐだと思うので、ケインはちょっとねじれてた方がいいかなと思っています。日本で生まれ育ったわけじゃないので「和を以って貴しと為す」ようなところはないんじゃないかな。このドラマは、国の舵を取る方たちにぜひ見ていただきたいですね。こういう世の中ですから、みなさんがスカッとするようなドラマになるといいなと思っています。

<寺島しのぶ>
性別に関係なくリーダーになるということは大変な責任があることなのだと実感しました。お正月から危機的なドラマですが、そこの裏にある人間それぞれの模様を視聴者の方に読み取っていただけると幸いです。

<渡部篤郎>
日本ではあまり考えられない題材ですが、海外ではよく見かけます。リアリティをどう見せるかが、出演者、スタッフの力の出しどころだと思います。実際にはあってはならない事ですが、エンターテインメントとして、見ごたえのある作品にしたいと思います。

<企画・プロデュース 伊與田英徳>
15年前にこの原作を読んだ時、アメリカのテロの後だったこともあって「もし、日本でこんなことが起きたら」とハラハラドキドキしながらラストまで一気に読んだことを、今でも覚えています。いつか映像化をしたいと思い続け、来年の新春、その思いを実現することができます。素晴らしいキャスト、スタッフにも恵まれ、今からワクワクしています。皆さんも楽しみにお待ちいただけたらと思います。

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