無念の『世界陸上』代表落ち…男子100メートル山縣亮太の“9秒台”への挑戦

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男子100メートルの山縣亮太選手が、7月30日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット、毎週日曜23:00~)に出演する。

昨年のリオ五輪男子400メートルリレーでは、ジャマイカのアンカー・ボルトをも驚かせ、見事銀メダルを獲得した日本男子チーム。世界歴代3位というこの好記録は、山縣のスタートダッシュから始まった。最初の5歩でリードを奪いゴールまで一気に駆け抜ける“世界トップクラス”と言われる山縣の弾丸スタートに、日本中が釘付けとなった。

その興奮が冷めやらぬ昨年9月、山縣は、リオで共に戦ったケンブリッジ飛鳥を退け10秒03という自己ベスト記録を更新。さらに、今シーズン初戦でも現役最高記録保持者・桐生祥秀に競り勝って優勝し、日本人初の“9秒台”突入を最も期待される選手の一人に成長していた。

しかし今春、なんと山縣は右足首を捻挫。思うように調整が進まず、ボルトのラストランで注目を集める『世界陸上ロンドン』(8月4日開幕)の切符をかけた日本選手権で、まさかの代表落ちをしてしまった。18歳のサニブラウン・ハキーム、20歳の多田修平といった若き才能が次々と頭角を現す中で、無念の涙を滲ませた山縣。

番組では、リオの栄光から一転、ケガに苦しみ大舞台への切符を逃した“孤高のスプリンター”に密着。涙の惨敗から1ヵ月、『世界陸上』が幕を開けようとする中で、復帰に向けた新たなスタートを切った山縣の“9秒台への挑戦”を追う。

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