人気ラッパーDOTAMA&ACE、有田哲平主演『わにとかげぎす』で連ドラ初出演

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人気ラッパーのDOTAMAACEが、有田哲平主演の新ドラマ『わにとかげぎす』(TBS系列、毎週水曜23:56~、7月スタート)にて、連続ドラマに初出演することがわかった。

本作は、「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」「ヒメアノ~ル」などで知られる古谷実が、2006年から2007年にかけて講談社「ヤングマガジン」にて連載した、累計発行部数(紙と電子)80万部を誇る同名漫画の映像化。有田演じる、独身で童貞のショボクレ警備員・富岡ゆうじが“没な人生”と決別するため「友達作り」に奮起するも、次から次へとアクシデントが起き、人生が思わぬ方向へと向かっていくというストーリーが描かれる。

共にソロで楽曲をリリースしているほか、MCバトルも披露するHIPHOPアーティストの2人は、対戦型フリースタイル(即興)のラップバトル番組『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系列)でしのぎを削っており、フリースタイルにおいては誰もが認める実力者。最近では、2人でラジオ番組のMCを務めるなど、HIPHOPの裾野を広げるべく活動している。

そんな2人が演じるのは、富岡の元に転がり込んだホームレスのオヤジ(光石研)を執拗に追いかける、闇金も営む取り立て屋。その会社の社長・島田をDOTAMAが、部下・堀田をACEが演じる。島田は頭が切れ、話し方は知的だがプライドが高く凶暴性も兼ね備えた男。堀田は血気盛んな物怖じしない半グレという役どころだ。
もともと原作を読んでいたというDOTAMAは、今回の出演について「話を聞いた時は嬉しかったです。感激でした。しかも、多才で素晴らしい個性をお持ちの有田さんと、ご一緒させていただけて光栄でした。お芝居は、普段のLIVEで自分の歌詞を発しているので違和感はありませんでしたが、ステージと違い、音が鳴っていないことにやや緊張しました。拙い演技ですが、作品の世界観を損なわないよう全力で臨みました」とコメント。

ACEも「音楽とは違う、テレビドラマというステージで活躍できるチャンスを頂けるのは本当に嬉しい」と喜びを語る。また「とにかく分からないことだらけだったので、本読みのときからそわそわしてました。ロケに行っても、美術の小道具やスタッフの多さに驚いてしまって。いつもとは土俵が違うので、ミスを恐れた部分がありましたけど、思い切りやりました。有田さんや光石さんのお芝居は、臨機応変に工夫されていていろいろ勉強させていただきました」と、撮影を振り返っている。

さらに、役者としての今後の活動について、DOTAMAは「お声がけいただけたら全力で挑む所存です」とやる気満々。ACEも「これからはラップはもちろん、演技もバンバンやっていきたいので、いまは素人同然ですけど“待っとけよ!”と。来年は月9!! いや……日曜劇場を目指す! という気持ちで頑張ります」と気合を見せている。

峠田浩プロデューサーは、起用理由について「お二人の言葉を発する独特のリズムや声の使い方が大好きでオファーしました。某番組も大好きなんで。セリフという縛りの中で演技として、どんな表現をしていただけるのか本当に楽しみだったのですが、想像を超えていました。アドリブの芝居にも強いなという印象です。まだまだ撮影シーンも残っているので、どんどん暴れまわって欲しい」と期待を寄せている。

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