『カルテット』悪女役で注目の吉岡里帆、“男性の誘い方”を実演!?

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松たか子主演の連続ドラマ『カルテット』(TBS系列、毎週火曜22:00~)に出演中の吉岡里帆が、11日、都内で開催されたドラマと弦楽四重奏コラボレーションイベントに登場した。

本作は、冬の軽井沢を舞台に、弦楽四重奏団「カルテットドーナツホール」を組んで共同生活を送る真紀(松)、すずめ(満島ひかり)、諭高(高橋一生)、司(松田龍平)が繰り広げる、大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンス。

吉岡が演じている来杉有朱(きすぎ・ありす)は、4人が演奏しているライブレストランの店員。常に笑顔だが目が笑っていない、ミステリアスな悪女という役どころだ。真紀に対しスパイ活動をしていたすずめを強請ったり、真紀のバイオリンを盗むため4人が住む別荘に侵入したりと大胆な行動をさらりとやってのけることから、ネット上では「怪演ぶりに魅了された」「ありすちゃんの異常性が際立った」「サイコパスな演技っぷりすごい」などと話題となっている。

純白の衣装で登場した吉岡は「すごく悪い女を演じているので、皆さん私のことが嫌いなんだろうなと思って来ました。今日は目、笑っていますよ(笑)!」と、300人もの観客にあいさつ。役作りや撮影秘話、ロケ地である軽井沢について言及し、終始和やかな雰囲気でイベントは進行した。

最後に「有朱に切り替わった時の演技を見たい」とおねだりされた吉岡は、戸惑いながらも第3話で有朱がすずめに男性の誘い方をレクチャーした時の名ゼリフを披露。「キスしちゃったら駄目ですよ。いつキスしてもおかしくない距離を作るまでが女の仕事です」「ペットボトル1本分の距離を保ってください。女からキスしたら男に恋は生まれません」と“魔性の定義”を口にして照れていたが、客席からはその女優魂に大きな拍手が巻き起こっていた。

トークショーの後には、東京藝術大学OG、OB、現役藝大生ら四重奏によるコンサートが開かれ、劇中にも登場した「モルダウ」や、震災復興支援ソング「花は咲く」などの演奏が披露された。

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