白鵬、新横綱・稀勢の里への思い語る「今後もさらに頑張って」

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大相撲の横綱・白鵬が、2月26日(日)16時より放送される『白鵬レガシー計画(プロジェクト)』(TBS)のナレーション収録を先日同局にて行い、感想や見どころを語った。

TBSの白鵬密着ドキュメンタリー第6弾となる同番組。今回は、この1年悩み苦しみながらも戦い続けた白鵬が、未来の横綱を目指す子どもたちにレガシー(=遺産)を残すため、土俵の内外問わず取り組んでいる活動を描き出す。史上3人目となる大記録・通算1000勝を目指し戦った舞台裏、横綱になってから初めて体にメスを入れることになった怪我との戦い、長男・眞羽人くんも出場した白鵬杯、故郷・モンゴルでの精力的な活動、白鵬ならではの弟弟子たちへの独特な指導法、そして自身の技を後世に伝えていくためのユニークな教材作り……、1年にわたる密着映像をふんだんに使いながら、白鵬の今を解き明かして行く。

収録を振り返り、白鵬は「ずっと密着されているので6回も続けているという感覚はない。改めて6回と聞くと、早いような長いような……6年前を思い出すね。いろいろあったけど、今は右肩上がり。6年前は厳しい時だったからね」としみじみ。

今回白鵬は、初の試みとして自身の相撲をCGで再現する試みも実施。番組は360度のバーチャル映像を撮影する様子にも密着しているが、これについては「自分でも勉強になった。360度回って見たり映像を止めて見たりしたら、自分でも気付くものがたくさんあった。横綱白鵬のどこが良いのか、どういう考えで取り組みに臨んでいるのかを、見た人にもわかってもらえると思う」とご満悦。また、「今後の力士は本当に幸せだと思う。今までは、親方や先輩から習って、自分で技を磨かなければいけなかった。でもこの21世紀、映像を見ながら勉強できて、プロで活躍するってね。良いものを残したな、と自分でも思う」と自信を覗かせた。

このほか番組では、自身と肩を並べる存在となった新横綱・稀勢の里への思いも告白。「立派に大関を務めた力士だから、今後もさらに頑張ってもらえれば。自分も燃えてくるし」と、エールを送っていた。

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