『明日ママ』ピア美役の桜田ひより、初の男役!謎の学ラン美少年演じる

公開: 更新:

若手女優の桜田ひより(14歳)が、連続ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』(MBS/TBS系ネット、MBSにて毎週日曜24:50~、TBSにて毎週火曜25:28~)にて、弱冠14歳にして初の男性役を演じることが決定。桜田は「初めてだったので不安もあったが、とても楽しみ」だと語っている。

上白石萌音主演の本作は、如何に安く、美味しく、幸せを感じながら食べられるかという創意工夫の自炊ライフを追求した同名コミック(著・鈴木小波、講談社「ヤングマガジンサード」連載中)を実写化。上白石は、東京・北千住で一人暮らしをする女子大生で、人見知りで妄想癖のある主人公・山田文子(通称:ブン)を演じている。

2013年11月に『冤罪死刑』(テレビ朝日)でドラマデビューし、『明日、ママがいない』(日本テレビ)で児童養護施設に暮らす子どもたちの一人である鳥羽直美(通称:ピア美)を演じたことで話題となった桜田。今回演じるのは、ブンの家の裏手にある墓地からやって来る謎の少年“凪”。ブンの家に突然上がり込んで以来、たびたび遊びに来るようになるという不思議な役どころだ。桜田は「男の子の役と聞いた時はすごく驚きました。初めてだったので不安もありましたが、男の子になれる機会は滅多にないのでとても楽しみでした」とオファーを受けた時の心境を告白する。

原作では人気キャラクターの一人である凪だが、これまで配役が発表されていなかったことから、原作ファンの中では誰が演じるのか、そもそもドラマに登場するのかを心配する声が囁かれていた。そんな中、第1話の終盤に流れた第2話の予告映像でその姿が明らかに。不敵な笑みを浮かべながら「俺は凪。ねえ、それより何して遊ぶ?」とブンに話しかける黒の学ラン姿に、「この“美少年”は一体誰なんだ!?」などと、ネット上では話題となり、様々な憶測が飛び交っていた。

桜田は「男の子の役と聞いた時はすごく驚きました。初めてだったので不安もありましたが、男の子になれる機会は滅多にないのでとても楽しみでした」とオファーを受けた時の心境を告白。役作りについては「学校の男の子の座り方や歩き方、話し方などを盗み見して(笑)、家で練習していました。実際に演じてみたら、走り方がどうしても女の子っぽくなってしまって。一つ直すと別のところが女の子っぽくなってしまって大変でした。でも監督は一緒に隣を走ってくれて、どうしたら男の子の走り方になるのかを何度も教えてくれました」と苦労を明かしている。

また、上白石ら出演者に対しては「皆さんとても優しいお姉さんお兄さんだったので、休憩時間もずっと一緒にいました。あといつも学ランの衣装を着ていたので、私服の時にスタッフさんと会うと、皆さん2秒くらい固まったあと“……女の子だったね”と言われて嬉しかったです。本当に男の子に見えているんだなって」とコメント。

最後に、「ブンちゃんが人と一緒にご飯を食べる楽しさを徐々に知っていくなど、人と関わることでどう変わっていくか、またその周りの人もどう変わっていくか。最初から最後まで見ないとわかりません。凪の変化はもちろん、仕草や表情などの細かいところまで男の子を意識したので、そこにも注目してほしいです。おいしいものもたくさん出てくるので、ぜひ真似して作ってみてください」とメッセージを寄せている。

PICK UP