井岡一翔、世界戦に向け「王者は1人でいい」6年連続大晦日にTBS生中継

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ボクシング3階級王者・井岡一翔のWBA世界フライ級王座統一戦が、12月31日(土)18時より5時間半にわたり放送される『史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016』(TBS系列)で完全生中継されることがわかった。井岡の死闘をTBSが大晦日に放送するのは、これで6年連続となる。

同番組は、今年で5年目となる大晦日一夜限りの対戦型スポーツバラエティ。今年もビートたけしが総合MCを、爆笑問題がMCを務める。

これまでにも大晦日に数々の名勝負を繰り広げてきた井岡は、今年7月の世界戦でKO勝利を収め、3度目の防衛に成功。今回のリングで王座統一戦を行うため、照準を合わせてきた。そんな井岡の前に立ちはだかるのは、もう1人の世界王者で、WBA世界フライ級暫定王者であるスタンプ・キャットニワット(タイ)。プロデビューから15戦全勝という成績を残し、2015年に17歳の若さで世界チャンピオンに輝いたタイ史上最年少王者だ。ここまで連勝街道を突き進んできたタイ期待の逸材との一戦を前に、井岡は「チャンピオンは1人でいい。どっちが強いか勝って証明したい。世界王者の強さを味わわせて初黒星をつけてやる」と闘志を燃やしている。

このほか番組では、元K-1世界王者・魔裟斗と元PRIDE世界王者・五味隆典のメガマッチや、名門ヤンキースとドジャースから、同い年の田中将大投手と前田健太投手の対決、さらに世界のサッカー界を席巻する通称“MSN”ことFCバルセロナのメッシ&スアレス&ネイマールが日本サッカーのスーパースターたちとの夢の対決などを放送。井岡のコメントは以下の通り。

<井岡一翔コメント>
6年連続で大晦日に試合ができることはすごく光栄です。見ている方が盛り上がる試合をしたいと思っているので、衝撃を与えられるようなKO勝利で世界チャンピオンらしい試合をしたいと思います。今回は暫定チャンピオンとの統一戦なので、どっちが強いのか、どっちが真の王者なのか自分が勝って証明したいと思います。年末には多くの世界戦がありますが、自分が一番いい試合をして最高な形で2016年を締めくくりたい。試合まであと3週間あるので勝つために自分を追い込んでトレーニングに励み、最高のコンディションでリングに上がりたいと思います。

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