梅沢富美男「女形の研究」信じてもらえず警察に…仰天エピソード告白

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阿川佐和子が、毎回各界で活躍する著名人とトークを展開する『サワコの朝』(TBS系列、毎週土曜7:30~)。12月3日は、“女形”で人々を魅了し続けている俳優の梅沢富美男が、長年の経験から体得した女性の美しい所作を披露した。

俳優で歌手の梅沢は、テレビだけでなく大衆演劇でも活躍。特に、研究しつくされた完璧なまでの“女形”は、本物の女性以上の艶やかさでファンを魅了している。その研究を重ねた日々の中には、熱心さが仇となり交番にお世話になったと仰天エピソードを告白。

もともとは男役を演じていたが、女形に転身するため、芸者を教科書として女性の所作を勉強することに。電柱の後ろから、銭湯帰りの浴衣を着た芸者たちが歩く様子を「色っぽいなあ」と観察していた。ところがある時、交番の警察官に見とがめられ、「女形の研究です」と説明するも「嘘を言うんじゃない」と取り合えってもらえず、交番に連れて行かれたこともあるという。

そんな梅沢が、長年の経験から体得した“色っぽく見せるコツ”を阿川に伝授。椅子に座るときは、お尻を半分ぐらいずらすと安定が悪い分、背筋がピンと伸びるとか。また「最近の女の子はガン見、じっと顔を見て話をするけど、ちょっと斜になりながら話したほうが男は気になる」と、話し方のコツも披露。

また、阿川から口が少し開いている表情が色っぽいと言われた梅沢は「もともと蓄膿症だったから、二つの鼻の穴で空気をすることができないんです。だから、苦しくて口が開いちゃう(笑)」と明かした。

その他、1歳7ヵ月で舞台デビューを果たした天才子役時代や、生活が貧しくて苦労した話、最近バラエティ番組などの出演が増えたことによる意外な反響についても語った。

“記憶の中で今もきらめく1曲”では、ちあきなおみの「矢切の渡し」を選曲。女形になる原点となったこの曲にまつわる思い出を振り返った。

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