菅野美穂主演の新ドラマ『砂の塔～知りすぎた隣人』（TBS系列、10月14日スタート、毎週金曜22:00～、初回15分拡大）の主題歌が、THE YELLOW MONKEYの新曲「砂の塔」に決定したことがわかった。

本作は、タワーマンションに家族で越してきた主婦・高野亜紀（菅野）が、プライドや虚栄心、嫉妬といった闇の感情を持った住人たちの“闇”を巧みに操る隣人・佐々木弓子（松嶋菜々子）に緻密なシナリオで孤立させられていく中、同時に連続誘拐事件が起きるという、完全オリジナルドラマ。

THE YELLOW MONKEYがドラマ主題歌を書き下ろすのは、1997年に放送された連続ドラマ『職員室』（同局）以来、19年ぶり。バンド再集結後初のシングル曲である「砂の塔」は、本作のために書き下ろされた1曲で、ストリングスアレンジには、彼らが尊敬と憧れの念を抱いてきた船山基紀を迎えたという。

ボーカルの吉井和哉は「番組スタッフの方々の熱意に押され、新生THE YELLOW MONKEYとしてドラマの中でどのような花を添えられるか、試行錯誤しながらも楽しんで挑むことができました」とコメント。また「タワーマンションを舞台に繰り広げられる、現代社会の裏側とミステリーを掛け合わせたドラマですが、そのまま人間の人生やバンドの人生に当てはまると思い、その側面も添えながら歌詞を書かせていただきました。タイトルも『砂の塔』以外に考えられませんでした。このドラマには親と子の愛の重要さが本質に隠れていますが、僕たちも昔から家族の誰かしらとの繋がりを歌にしてきました。この曲は現時点での集大成だと感じています」と自信たっぷりに語る。

主演の菅野も、「ここまでドラマの世界観に寄り添った作品を作って頂けて、心よりの感謝を申し上げると共に、映像と重なった時、どのように仕上がるのかとても楽しみです。撮影は始まったばかりですが、作ってくださったこの曲に負けないようにみんなで頑張ります」と、改めて気合いを見せている。

また現在、「Yahoo！検索」でドラマ関連ワードを検索すると、ここだけでしか見られないドラマ特別限定映像を視聴できるほか、主題歌「砂の塔」もいち早く聴くことができる。なお同曲は、第2話放送直前の10月19日（水）にリリースされる。