寺尾聰主演『仰げば尊し』いよいよ関東大会…最終回で“美崎サウンド”は鳴り響くのか

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寺尾聰主演の連続ドラマ『仰げば尊し』(TBS系列、毎週日曜21:00~)最終話が、9月11日に放送。

本作は、荒廃した高校の弱小吹奏楽部が、たった一人の教師のもと、全国の頂点“音楽の甲子園”を目指すヒューマンドラマ。寺尾は、美崎高校吹奏楽部で指導する元サックス奏者で、先日すい臓がんに冒されていることが発覚した樋熊迎一を演じている。生徒役には、村上虹郎真剣佑、石井杏奈といった注目の若手俳優が揃っている。

第7話では、「ひたむきに生きることが夢を切り開くんだ」と強く思いながら、生徒たちと全国大会のステージに立つため手術に臨んだ樋熊。また吹奏楽部も、樋熊の娘・奈津紀(多部未華子)の指揮で、県大会に出場した。

第8話では、手術から目覚めた樋熊に、美崎高校が県大会を突破したという知らせが届く。この快挙は新聞でも大きく報道され、小田桐校長(石坂浩二)だけでなく、今まで樋熊に苦言を呈していた鮫島教頭(升毅)をも大いに喜ばせることとなった。これで関東大会さえ抑えれば、全国大会でのステージが待っていることになる。

一方、樋熊の一日も早い復帰を待ち望む生徒たちは、病院のベッドから奈津紀経由で伝えられる教えを頼りに、猛練習に励んでいた。しかし、一番待ち望んでいる樋熊の退院日だけは一向に知らせがない。手の施しようがないほど、腫瘍がほかの部位に転移していたのだ。

そして、いよいよ迎えた関東大会の日。そこにはライバルの明宝高校をはじめ、多くの強豪高校が集まっていた。そんな中美崎高校は、極度の緊張と経験不足が災いしてか、合奏の音がまるで揃わない……。

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