バレエ王子・宮尾俊太郎、織田裕二主演ドラマで初刑事役「役者として成長できるよう」

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織田裕二主演の新ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系列、毎週日曜21:00~)に、人気バレエ団「Kバレエカンパニー」でプリンシパルとして活躍し、「バレエ王子」との異名を持つ宮尾俊太郎が、初の刑事役でレギュラー出演することがわかった。

本作は、代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺(ほうもんじ)家の末裔・沙羅駆(しゃらく)が、IQ246を武器に難事件を解決する本格ミステリー。織田が沙羅駆を、土屋太鳳が沙羅駆を警護する刑事・和藤奏子を、ディーン・フジオカが沙羅駆の執事・賢正を、そして中谷美紀が、沙羅駆の推理に魅了される法医学専門医監察医・森本朋美を演じる。

連続ドラマのレギュラー出演は、『ヤマトナデシコ七変化』(2010年)以来6年ぶり、2作目となる宮尾。本作で演じるのは、沙羅駆が関わることになる難事件を捜査する警視庁捜査一課の刑事・山田次郎だ。山田は、灘高、東大、ハーバード大という超名門を次々首席で卒業したという経歴を持つ超インテリで、その上拳銃、柔術などにも長け、数ヶ国語を操るという警視庁内でも一見優秀な刑事。難事件の捜査にあたる度に沙羅駆から捜査に首を突っ込まれては振り回され、その上地味な名前をイジられてプライドを踏みにじられるという役どころだ。このほか、真飛聖、矢野聖人、篠井英介、寺島進の出演も発表されている。宮尾と植田博樹プロデューサーのコメントは以下の通り。

<宮尾俊太郎>
出演オファーを頂きとても嬉しかったです。「映像のお仕事をしっかりとやってみたい」という気持ちがありましたし、豪華なキャストの方々からも沢山学ばせていただける機会をいただけたので、役者として成長ができるように取り組みたいです。刑事役ということで、刑事らしい所作、話し方など、普段経験したことがなく難しい部分もあります。山田は少し変わっているところがありますが、刑事という根本的な部分が揺らがないようにしたいと思います。

(台本は)率直に面白かったです。謎解きなので、読んでいて創造力がかき立てられました。キャラクターの濃い登場人物が沢山出てくるので、現場でどんな風になるのか楽しみです。

役作りとしては、「刑事である」ということが見ている方に伝わるようにしたいのは大前提として、所々に横文字のセリフが入ってくることから、他人を見下している部分があり、(彼の高学歴で自信家な)センスが一般の方々とは違うと感じています。(沙羅駆には及びませんが)彼もIQは高く、スマートに推理ができる側面もあるので、シリアスなところと彼のセンスが突き抜ける、そのバランスを大切にしたいと思います。

<植田博樹プロデューサー>
バレエ界の第一線で活躍されている、今最も旬なバレエダンサー・宮尾さんへのオファーがついに実り、このたび6年ぶりに連続ドラマへのレギュラー出演が実現した事を非常に嬉しく思っています。バレエ界という、ドラマとは異なるフィールドで日々戦っている宮尾さんから、新鮮で、バレエのように伸びやかな刺激をこの作品も受ける事を期待しています。気品溢れる佇まいの奥に親しみやすさを持つ宮尾さんは、この役にピッタリだと確信しております。ぜひ、お楽しみに!

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