寺尾聰主演『仰げば尊し』いよいよ全国コンクールの地区予選…審査結果が明らかに

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寺尾聰主演の連続ドラマ『仰げば尊し』(TBS系列、毎週日曜21:00~)第7話が、9月4日に放送。

本作は、実在した高校・神奈川県立野庭高等学校の弱小吹奏楽部が、たった一人の教師のもと、全国の頂点“音楽の甲子園”を目指した奇跡の実話「ブラバンキッズ・ラプソディー」「ブラバンキッズ・オデッセイ」(石川高子・著/三五館・刊)に脚色を加え、オリジナルドラマとして描くヒューマンドラマ。荒廃した美崎高校を舞台に、事故の後遺症で音楽から背を向けていた元サックス奏者・樋熊迎一(寺尾)が、夢を失いはみだした問題児や、元プロミュージシャンが教育現場へ足を踏み入れることに反対する教師・父兄と対峙し、決して楽ではない道程を歩む姿を描いていく。

第6話では、悪性のすい臓がんに侵されながらも手術を拒み、吹奏楽部の夢のため、命懸けで向き合う覚悟を見せた樋熊。また、部員の木藤良(真剣佑)も音楽留学を取るか、美崎高校吹奏楽部と一緒に全国大会を目指すのか葛藤するが、青島(村上虹郎)たち仲間に背中を押され、進むべき道を歩み出す決意をした。

[第7話あらすじ]いよいよ「全国吹奏楽コンクール」の地区予選大会が始まった。大勢の観客が見守る中、樋熊と美崎高校吹奏楽部による渾身の美崎サウンドが会場に響き渡った。演奏が終わり、審査結果の発表を迎える美崎高校吹奏楽部。ステージを祈る思いで見つめる樋熊たちは、全国への第一関門となる県大会出場の切符を手に入れた。一方、音楽留学に向けてレッスンに励む木藤良は、部員の安保(北村匠海)らからのメールで予選突破を知り、ホッとする。

その喜びも束の間、病院で診察を受けた樋熊は、担当医の御堂(霧島れいか)から、「腫瘍が転移している可能性がある」と告げられる。それでも生徒たちを想い、手術を拒む樋熊の気持ちを察した娘・奈津紀(多部未華子)は、予選突破を祝う打ち上げの場で、樋熊が癌手術を受けるため県大会に出られないことを告げ、代わりに自身が指揮を執ると宣言する。

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