雨宮塔子「子どもたちが背中を押してくれた」25日から『NEWS23』出演

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フリーアナウンサーの雨宮塔子が、この春リニューアルしたTBSの報道番組『NEWS23』(毎週月~木曜23:00、毎週金曜23:30~)に、7月25日(月)よりキャスターとしてレギュラー出演。先日、同局にて会見を行い、意気込みなどを語った。

黒い衣装で登場した雨宮は「育てて頂いたTBSで、『NEWS23』という看板番組に携われて嬉しいです」とあいさつ。長年のパリ生活を経て「いろいろなことが起こるので、少しのことでは動じなくなりました。悪く言えば図々しくなったというか(笑)。恐がりでしたが、自分にとって大切なこと、人がハッキリしてきました」と、意識の変化を告白。「日本の学校で地震の避難訓練があるように、子どもが通っているパリの学校でもテロ対策訓練がある。日々の危機感、臨場感はすごいです。そんな中でも、普通に生活しようとするパリジャンのたくましさを見ていると、私も自然とそうなりました」と語った。

昨年12月に放送された年末特番『報道の日』に出演し、「報道は大事な仕事だ」と実感し、自分にとっての報道とは何かを考えるようになったことが、今回の出演に繋がったという。しかし、生活基盤がパリにあるため、オファーを受けてもすぐに返事をすることができなかった。「子どもたちをはじめとする大事な人たちが、背中を押してくれたので、今回決断することができました。彼らの思いは踏みにじれないし、やるからにはスタッフの皆さんの思いにも応えたいです」と大張り切り。さらに「怖い報道ではなく、一日の仕事が終わって、疲れていても見たくなる、和みながらも伝えられるキャスターになりたい。気負わずに、だけど全力でやらせていただきます」と目を輝かせた。

また先日83歳で亡くなった永六輔さんについては「今回の話もご報告していなく、ごあいさつにと思っていた矢先のことでした。未だに気持ちがグルグルしていて、言葉が見つかりません」と語り、故人を偲んでいた。

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