水谷豊&東山紀之が主演!『渡鬼』石井ふく子手がけるSPドラマ、2週連続放送決定

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『渡る世間は鬼ばかり』をはじめ、数々の名作を生み出してきた石井ふく子がプロデュースするスペシャルドラマが、この夏2週連続で放送されることがわかった。

今回放送されるのは、水谷豊主演の『居酒屋もへじ-母という字-』(6月27日21:00~)、東山紀之主演の『ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-』(7月4日21:00~)。共に“家族の愛”に焦点をおいた、初夏の時季にぴったりな、温かくも清々しいストーリーだ。

2011年よりほぼ毎年放送されており、今作で5作目となる『居酒屋もへじ』は、上野にある小さな居酒屋を舞台に、水谷演じる店主・米本平次と、家族以上に結ばれた人々の日常を通して人の温かさや心の交流を描いた物語。今回はゲストの一路真輝が、平次の長女・さやか(諸星すみれ)の学校の担任で、育児に悩む中学校教師・川上遥を演じる。石井プロデューサーは「水谷さんの違う一面を出したいと考えた作品。“とても温かいところへ、人が集まってくる”が大きなテーマです。居酒屋の店主役には水谷さんしかいないと思い、半ば強引にお願いしました。1回だけのドラマだと思われたでしょうが、そうはいかない(笑)。どなたにも楽しくご覧いただけると思います」とコメント。

そして『ふつうが一番』は、直木賞作家・藤沢周平と家族のふれあいを、エッセイストである実娘・遠藤展子の目線でとらえたヒューマンタッチの物語。東山演じる藤沢が、小菅留治の本名で小説家になることを夢見ながら「食品加工新聞」の記者として勤めていた昭和38年頃、一人娘の展子を残し妻に先立たれ、母・たきゑと慎ましく暮らしていた時代から、松たか子演じる後妻・小菅和子との再婚、そして昭和48年に直木賞を受賞するまでの家族との日々が描かれる。石井プロデューサーは「“ふつう”が一番難しい。“ふつう”の中に何があるのか……。家族、兄弟、親戚といろいろなことが起こります。藤沢さんは、和子さんに結婚を申し込んだ時もの凄く反対されますが、彼女への本当の想いをお義父さんに伝えるため、仕事の小説を書かなくてはいけない時に送った100通ものラブレターを見せてお願いするんです。そんなエピソードを盛り込み、遠慮なく話す夫婦、遠慮なく喧嘩もする、そんな家族のドラマを皆さんにご覧いただきたいです」とドラマを紹介している。

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