黒柳徹子、愚痴る…お嫁に行けないのは野々村真のせい!?

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TBSの長寿番組『世界ふしぎ発見!』(毎週土曜21:00)が、4月30日の放送で1393回を数え、この春30周年を迎える。これを記念し、司会の草野仁、回答者の黒柳徹子野々村真らが都内スタジオにて囲み取材に出席した。

放送開始より司会を務めている草野は「競争の激しいゴールデン帯で30年間生き延びてこられたのは、放送人として素晴らしいことだと感じています。これからも高校野球のように一戦必勝主義でやっていければ」とにこやかに挨拶した。

同番組に出演するまで、クイズ番組に出演したことがなかったという黒柳は「当時『ベストテン』や『徹子の部屋』などいろいろな番組を持っていたのですが、(クイズに不正解して)頭が悪いと思われたら困るのでずっと出なかったんです」とその理由を告白。続けて、歴史に詳しくなかったこともあり「死ぬまでに歴史は勉強しないと、と思って」と出演を決意し、「毎回テーマを事前に教えて頂いているので、今でも有栖川公園の中の図書館に行って勉強しています。ただ、昔はジャンヌ・ダルクなどと具体的なキーワードを教えてもらえていたのに、今ではフランスの戦争などと、ざっくりとしたキーワードしか教えてもらえなくなったので、ヤマカケが難しくなっています」と予習の仕方や苦労について語った。

また、芸能生活33年のうち、30年も同番組に出演しているという野々村は「この番組があるから、僕は芸能界に居られる。昔は予習していませんでしたが、今は父親になったので、少しはできないと父の信用がなくなってしまう(笑)。なので、ネットで勉強するようになりました」と語った。

そんな中黒柳は、草野が回答者を急かすことはせず、全員が書き終わるまでずっと待つことを告白。「草野さんは本当に辛抱強い。野々村くんは、15分くらい考えてから回答を書くこともあります。だから、私はデートもできないしお嫁にも行けなかったの(笑)」を冗談まじりに呟いた。一方、草野は、黒柳が22時から16.7時間にわたり一睡もせず、16冊もの本を読んでから収録に臨んだことがあると明かし、「このような勉強法を30年間続けているのは驚異的」と絶賛。黒柳は「だからお嫁に行けないんですよ(笑)」とまたも語り、報道陣の笑いを誘っていた。

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