『マツコの知らない世界』に登場した「純喫茶」グルメが絶品!番組史上ベストの声も

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。3月15日放送の2時間スペシャルには、さまざまなジャンルの“神”が降臨。これまでに全国1500店舗以上を巡ったというOLの難波里奈さんは「純喫茶グルメの世界」を案内した。

ちなみに「純喫茶」とは、明治から昭和初期にかけて、酒類を扱い女性が接客する「特殊喫茶店」と呼ばれる業態と区別するために生まれた呼称だと言われている。

■「純会」仲間である俳優・石井正則が、純喫茶の神をしっかりサポート
平日は2軒、休日に6軒以上、最高で一日に13軒という記録を持つ難波さんは、純喫茶を巡る「純会」を日々楽しんでいるとか。今回は「純会」メンバーである俳優の石井正則さんもスタジオに登場。難波さんと共に純喫茶の魅力を語った。ちなみに、石井さんも休日は5軒以上巡るほどの純喫茶通。自分の中のルールとして「喫茶店に行くためだけに、その町に訪れない。何か他の目的があって、たまたまそこにあった店に入るというスタンスです」と語った。一方の難波さんは「私の場合は、年々純喫茶が減少していることもあり、行ける時に行きたいという思いが強くて。お目当ての店に行くという理由だけで、飛行機に乗ったりもします(笑)」と、強い“純喫茶愛”を告白。マツコは「あんまりやりすぎると幸せを失っちゃうわよ」と、彼女の将来を心配した。

■殿堂入り間違いなし!個性あふれるトースト
・神田「珈琲専門店エース」のりトースト(170円・税込)
のりとしょうゆとバターしか使っていないシンプルなメニュー。パンを焼く前に霧吹きをすることで、外がパリッとして中はふっくら仕上がる。「見た目はあんまり食指が動かなかったけど、すごく美味しいわね。珈琲もいいけどビールと一緒に食べたい」と、マツコも気に入った様子。170円というリーズナブルな値段がうれしい。

・学芸大学「雑伽屋」コッド・ロウ&ベーコントーストサンド(550円・税込)
“コッド・ロウ”は、タラコのペーストのこと。他の具材はレタスとピクルス。レモンで味付けされている。

・学芸大学「喫茶平均律」フレンチトースト(800円・税込)
以前は表参道にあった、珈琲と紅茶、そしてバロック音楽の名店。カルピスの元となる生乳から作られるバターと、二ツ星レストラン御用達の「昔の味たまご」を使用。まずはシロップなしで食べたマツコも「めちゃくちゃ旨い!」と絶賛。シロップありも試食してみると「ちょっとつけたほうがより美味しいかも」と、食べ比べた感想を語った。難波さんいわく「この店は、あえてカウンターに座ってほしいです。フレンチトーストを焼いている時の匂いを存分に味わってほしい」とのこと。

■最高に“まあまあ美味しい”喫茶ご飯
家庭では決して出せない絶妙なプロの味を紹介。

・東中野「ルーブル洋菓子店」ミートソース(620円・税込)
昭和25年にパン屋さんとして創業。パンや洋菓子を売っている店の奥に喫茶室がある。ミートソースは6時間煮込んだ自家製のドミグラスベース。麺を白ワインで炒めている。マツコは「日本中のお母さんが作ってたケチャップを使ったミートソースね。とても美味しい」とペロリ。石井のオススメは、パフェの「セレナーデ」(740円・税込)

・吉祥寺「COFFEE HALL くぐつ草」オムカレー(1150円・税込)ランチタイム限定。
一日10食だけの絶品カレー。すりつぶしたレンズ豆やココナッツミルクが入っているため辛くない。スパイシー系が好きな人には、いつでも食べられる「くぐつ草カレー」(1150円・税込)が人気だとか。

・鎌倉「浮」チキングラタン(1700円・税込)
常連の間では「ホワイトソースの中で溺れたい」と言われているほどの絶品メニュー。マカロニの代わりに、スパゲッティが入っている。試食したマツコが「今まで番組で食べた中でも相当上位だね」と評する味は、店の“ママ”の母親がホテルオークラのシェフから譲り受けたレシピによるもの。この店では、バターと塩コショウのみというシンプルな味付けがクセになる「しらすピラフ」(1000円・税込)も人気。

■サラリーマンも食べたくなる手作りデザート
・虎ノ門「ヘッケルン」特製ジャンボプリン(350円・税込)
女性にたくさん食べてもらおうと思って作ったところ、男性からの注文が多いメニューになったとか。この店のマスター・森静雄さんは、さまざまな料理店で修行をしているため、フレンチから和食まで何でもこなせる達人。一切手元を見ないできゅうりを等間隔に切ったり、5分間で卵を500個割ることができるらしい。常連になると予算3000円からのフルコースも作ってくれるという。

・西荻窪「それいゆ」パンプキンパイ(210円・税込)
かぼちゃそのものの味が楽しめる逸品。店内で働くイケメン店員も、この喫茶店のウリ。


この日は他に、世界が認める腹話術師のいっこく堂さんが「腹話術の世界」を、ゲーム好きのOL・おくむらなつこさんが「体感ゲームの世界」について語った。

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