被災地にライブハウス建設のプリンセスプリンセス、初日公演までの日々を追う

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3月13日(日)23時放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)では、ガールズバンド・プリンセスプリンセスに密着。東日本大震災復興支援の義援金で、仙台にライブハウスを建設した彼女たちの、こけら落とし公演までの日々を追う。

1986年でデビューしたプリンセスプリンセスは、「Diamonds」「世界でいちばん熱い夏」「ジュリアン」といったヒット曲を次々に連発。1996年に解散するも、東日本大震災復興支援のため、2012年に16年ぶりに再結成を果たした。再結成当時、『情熱大陸』は「昔よりも良い音を届けたい」という思いで、1年という期間限定の復活に挑んだメンバーたちに独占密着。さまざまな事情を抱えながらも、熱いパフォーマンスで日本中を沸かせた彼女たちの姿を伝えた。そして同年12月に惜しまれながらも再び解散した後は、学校の先生、主婦、ミュージシャンなど、各々の生活に戻っていった。

あれから3年……。メンバーたちは、当時の活動によって集まった義援金およそ5億1千万円の使い道について話し合いを重ねていた。医療福祉関係に2億円寄付することを決めたほか、残りは「“音楽”にまつわる形で良い支援を行いたい」と考え、被災地である仙台にライブハウスを作ることを決意。そうして建設されたのが、約1200人が入る本格的なライブハウス「チームスマイル・仙台PIT」だ。そのこけら落としとなるプリンセスプリンセスの公演が、震災から丸5年の節目にあたる2016年3月11日に行われたのだ。

番組では、こけら落とし公演までの日々を追うほか、育児や仕事など、平均年齢50歳となった5人が歩む“今”を伝える。

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