柄本佑、綾瀬はるかと『セカチュー』以来12年ぶり共演決定

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俳優の柄本佑が、連続ドラマ『わたしを離さないで』(TBS系列、毎週金曜22:00)にゲスト出演し、主演の綾瀬はるかと12年ぶりの共演を果たすことがわかった。

本作は、英国のベストセラー作家、カズオ・イシグロが2005年に発表、同国内で100万部を超える大ヒットとなった同名小説を、舞台をイギリスから日本に置き換えてドラマ化。臓器提供者という運命を背負った恭子(綾瀬)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)が、絆を求め、人を愛することで生きる希望を得ようとするヒューマンラブストーリーとなっている。

柄本が綾瀬と共演するのは、連続ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)以来12年ぶり。本作には2月26日(金)放送の第7話より出演し、恭子が介護人を務める提供者・加藤を演じる。すでに臓器の提供が始まっており、提供者としてある意味達観。恭子がほかの人には話せない心の内も不思議と話せてしまうなど、恭子にとって心のよりどころとなる人物だ。柄本は「綾瀬さんにお会いするのは、ほぼ『セカチュー』以来なのですが、何も変わらずに関係が続いていたかのようで、同級生に再会した感じに似ていました。監督から、加藤は恭子が父性を感じるような男だと言われたので、それを意識しながら演じています。難しいテーマであり、尚且つ途中参加なのですが、何とかドラマの世界に馴染めるよう頑張ります」とコメントする。

また、同じく第7話より、水崎綾女の出演も決定。友彦と新たに関わる女性・中村彩を演じる。陽光学苑とは違う、劣悪な教育環境の施設で育ったものの、擦れておらず、友彦に優しく寄り添う闊達な役どころだ。普段よく献血に行くという水崎は「献血ルームでは、お医者さんや看護士さんと、骨髄バンクや臓器移植についてよく話していました。その時、このドラマのことも話題になっていたので、お話を頂いた時は驚きました。三浦さんとは『進撃の巨人』以来の共演で楽しみですし、違った役でお会いできるのは嬉しいです。このドラマは、愛や友情など人間としての普遍的なテーマを根底に描きつつ、臓器提供に関しても扱うお話です。重く取られてしまうかもしれませんが、生きる上で目を背けてはならない重要なテーマが描かれています。私も生に向かって懸命に生きる彩を、精一杯演じたいと思います」と語っている。

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