――今回は、綾瀬さんや水川さんとの共演が多いと思いますが、現場はどのような雰囲気ですか?

これから始めたいことやハマっている家電の話とか、他愛もない話から作品のことまで、現場にいると、絶えず3人で話しています。例えば、第3話で友彦と美和とのキスシーンがあったのですが、そのキスはどちらから近寄っていくのかとか。具体的なことだけではなく、感情的な部分も、3人で話し合っています。

――綾瀬さんとは初共演ですが、三浦さんから見てどんな方ですか?

綾瀬さんはふんわりした雰囲気の方ですが、意見をきちんとおっしゃってくれるので、会話がとても弾みます。作品に関しては、たまにハッとさせられるような言葉を言ってくれますね。第1話を見た時も、良い点も疑問に思った点もディスカッションできたので、素敵だなと思いました。

――水川さんとは、舞台で共演した経験があると思いますが、今回はいかがですか?

舞台で共演した時から変わらず、飾らなくユーモアを持ち合わせている方ですね。現場を盛り上げてくれますし、それを受けて僕も自由に発言しています。あとは、とても瞬発力のある女優さんだと思いました。それまで他愛もない話をしていたのに、本番になるとスッと涙を流したり。集中力を瞬時に高められる、メリハリのある方だという印象です。

――『わたしを離さないで』は、登場人物の幼少時代にも焦点が当てられていますが、三浦さんは、幼少時代はどんな少年でしたか?

僕は、活発で好奇心旺盛な少年でした。友達を誘っては、ヒーローごっこなどをして遊んだ思い出があります。一方で、一人っ子だからか一人遊びも得意でしたね。絵を描くことも大好きで、自分では上手だと思っていました(笑)。周りに「うまいね」と言ってもらい、自分のことを“画伯”だと思っていた時期もあります(笑)。

――三浦さんにとって、ドラマのテーマにもなっている“生きる意味”とは何ですか?

自分の仕事が、結果的に誰かを笑顔にしたり、形になって届けられたりすることが、生きがいに繋がっていると思います。もちろん自分のためだけに頑張る瞬間もありますし、その感覚が必要な時もありますが、結局は人や何かのために働くことが生きがいや喜びになっています。その感覚を忘れずに生きていたいです。

――最後に、視聴者の方々にメッセージをお願いします。

『わたしを離さないで』は、主人公たちが真剣に喜びを探し、真剣に傷ついていく健気な姿にフィーチャーしている作品なので、その部分を強く感じていただきたいです。そして、普段は見過ごしているかもしれない喜びや悲しみの瞬間を思い返し、その瞬間を大切にするようなきっかけになってくれたらとも思います。あと、これは個人的な思いですが、臓器提供のことを知ってはいても、深くは関わっていないという方が多いと思います。そういうことを意識したり、考えたりするきっかけになればとも思っています。

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