中川大志&武田玲奈、MBS・TBS新ドラマ『監獄学園-プリズンスクール-』で初共演「ハードルの高い作品」

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発行部数累計700万部を突破、第37回講談社漫画賞を受賞、アニメ化もされた平本アキラによるコミックス『監獄学園』(「週刊ヤングマガジン」にて連載中)が、話題の若手俳優・中川大志主演でついに実写ドラマ化。MBSにて10月25日(日)よりスタート、TBSにて10月27日(火)25時11分より(※初回は深夜25:13~)放送される。

本作は、1000人を超える女子生徒が通う全寮制の元女子高・私立八光(はちみつ)学園に入学した男子生徒・キヨシ(中川)をはじめとする5人の男子生徒が、女子風呂をノゾこうとした罪で学園を掌握する「裏生徒会」に拘束されてしまい、罰として「懲罰棟」(通称:プリズン)で一ヶ月間の謹慎生活を強いられるというストーリー。主演の中川大志のほか、山崎紘菜、森川葵、護あさな、ガリガリガリクソン、宮城大樹、武田玲奈、新木優子、矢野聖人、柄本時生、髙嶋政宏といった注目の若手&実力派俳優が勢揃いしている。

今回は、キヨシ役の中川さんと、千代役の武田さんにインタビュ-。オファーを受けた時の思い、役との共通点、現場での面白エピソードなどを語っていただいた。

――原作は、もともとご存知でいらっしゃいましたか?

中川:漫画をたくさん読む方ではないので、「週刊ヤングマガジン」で読んだことがあるくらいでした。今回のお話を頂いてからきちんと読んだのですが、一瞬でハマり、ファンになりました。これだけお腹を抱えて一人で笑って、あっという間に読み終えることができた漫画は今までにありません。

武田:私は漫画やアニメが大好きです。私も、お話を頂いてから漫画を読みました。ストーリーが面白いし、大胆なアングルもありますよね。過激な中に面白さがあるので、ページをめくるたび続きが気になりました。

――オファーを受けた時の心境はいかがでしたか?

中川:二次元ならではの過激な描写をテレビで放送するとなると、いろいろな制約がつきものですよね。オファーを頂いた時は、正直「実写化はハードルが高そうだな。チャレンジングなことをするんだな」と思いました。テレビという難しいフィールドにあえて持って来て、原作の魅力を最大限に引き出すには、何をどこまでするのか……。ハードルの高い作品で主演をさせていただくことはプレッシャーでしたが、それ以上に「この作品ができるんだ」という嬉しさや期待感が大きかったです。

――武田さんは、今回が連ドラ初レギュラー出演ですね。

武田:原作ファンの方もたくさんいらっしゃることを考えると、不安はありました。ですが、漫画も面白いし、演じる千代も大好きなので楽しみでした。

――台本を読んだ時の感想はいかがでしたか?

武田:原作に忠実だったので、「ここまでするんだ」と驚きました。

中川:いろいろな描写が余すところなく書いてあったので、「あ、攻めているな。ここまでやらせていただけるんだ」と思いました。文字で書いてあることを実際に演じるとなると「どうするんだろう」とは思いましたが、やるからにはきちんとやりたかったので、そういう意味では嬉しかったです。

――お二人は、今回が初対面ですか?

中川:はい。武田さんとは、本読みの時に初めてお会いしました。その時は挨拶くらいしかしてなくて、きちんと話したのは現場に入ってからだよね。出演者みんなで集まって、ワイワイ話して楽しみました。武田さんのことは「スタイルが良いなあ」と思いました(笑)。

武田:ありがとうございます。中川さんに対しては、うーん……。

中川:特に印象ないんでしょう(笑)。

武田:あるけど、うーん、恥ずかしい(笑)。

――では、中川さん演じるキヨシはどんな役ですか?
中川:最初は、“エロ”が男子5人の原動力なんですが、徐々に友情、絆の割合が増していきます。その中でも、キヨシは情に厚い役です。もちろん、原作を読み込んで役作りをしたのですが、根底の部分では僕とキヨシは近いものがあると思います。僕も、学校ではいつも同じ男友達と一緒にいるし、同級生の女子とはどう接したらいいのかわからず、うまくコミュニケーションがとれなくて。そこが、キヨシと似ていると思いました。

武田:そうかなぁ(笑)? 現場で見ていると、そんなことないと思いましたよ。

中川:意識して切り替えているわけではないですが、現場では仕事という気持ちがあるからだと思います(笑)。あとは、今回もそうですが、常に年上の方とお仕事をしているからかもしれません。学園ドラマをやっていても、同級生役が年上だということもありますから。

――では、武田さんは、千代に対してどんな印象を持っていますか?

武田:漫画を読んでいる時は、清楚な千代ちゃんに、束の間の癒しを感じていました。お風呂でキヨシくんに会っても気付かないなど、純粋でまっすぐすぎる性格が可愛いなと思いました。あと、落ち込んで寝てしまうけど、翌日にはご飯をパクパク食べているみたいなところは、私もありますね。嫌なことがあっても、一度寝たらもう気になりません。

中川:初日に撮影したのが千代ちゃんとのシーンだったんですが、漫画から飛び出してきたかのように再現率が高かったので驚きました。スタッフと共演者の皆さんに「千代ちゃんは本当にソックリだね」と言ってしまったくらいです。ドラマを見ていただければわかると思いますが、本当に似ているし、可愛いんですよ。

武田:ありがとうございます(笑)。

中川:そういえば、武田さんはTwitterで日本大相撲協会のアカウントをフォローしているんだよね。あれはどうして?

武田:えっ、知ってたの(笑)?千代ちゃんはお相撲が好きなキャラクターなので、少し勉強しようと思って。お相撲の最新情報をいち早く知りたくて、フォローしてみました。

中川:相撲好きな女子高生なんて、なかなかいないですよね(笑)。

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