かりゆし58前川真悟×中島美嘉がコラボ『表参道高校合唱部!』劇中歌のフルバージョン先行公開

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芳根京子主演の連続ドラマ『表参道高校合唱部!』(TBS系列、毎週金曜22:00)で、物語の鍵となっている、かりゆし58・前川真悟が手がけ、中島美嘉が歌っているドラマオリジナルソング「愛の歌」のフルバージョンが、現在YouTubeにて先行公開されている。

同作は、芳根演じる、表参道高校に転入してきた合唱好きのヒロイン・香川真琴が、廃部寸前の合唱部を立て直し、歌の力でミラクルを起こす青春ホームコメディ。芳根をはじめ、志尊淳、吉本実憂、森川葵、堀井新太、高杉真宙、萩原みのり、泉澤祐希といった次世代のスター俳優がフレッシュな演技を見せるほか、神田沙也加、城田優といったミュージカルでも活躍し、歌唱力に定評のある俳優陣が脇を固めている。

表参道高校合唱部に古くから伝わっているという設定の「愛の歌」は、共に歌うと結ばれるという言い伝えがあり、真琴は両親の離婚を阻止するためずっとこれを探し続けていた。そしてついに古い映像を探し出し、合唱部顧問の鈴木有明(城田)に、譜面に起こしてもらう。実はこの歌は、真琴の父・雄司(川平慈英)が母・美奈代(堀内敬子)の気を引くために高校時代に作ったもの。しかし「愛の歌」だけでは修復できないほど、両親の離婚は目前に迫っていた……。

これまで、劇中では一部しか公開されていなかった「愛の歌」だが、9月18日放送の第9話では、ついにその全貌が明らかに。真琴、快人(志尊)、瀬山(神田)、美奈代、雄司、有明がそれぞれ自身の気持ちを見つめながら「愛の歌」を歌う。また、25日に放送されるドラマ最終回には、第8話(11日放送)にゲスト出演した中島が歌う「愛の歌」が挿入される予定。今回のYouTubeでの公開は、それに先がけたものとなる。さらに、中島が歌うこの「愛の歌」は、最終回25日24時より配信先行販売されるという。

作詞作曲を手がけた前川は「音楽というのは歌い手や演奏家やソングライター達の巡り会いのもとに生まれます。そこに生命が吹き込まれるのは、作品が聴き手と巡り会った瞬間です。この曲にひとつでも多くの巡り会いがあることを心から願っています」とコメント。劇中で真琴が「愛の歌」を見つけるのとほぼ同じタイミングで、中島の歌う「愛の歌」を聞いたという芳根は「第1話からずっとこの歌を追いかけてきたので、初めて聞かせていただいた時、やっと出会えた気持ちでいっぱいでした。ドラマでは私もこの歌を歌いますが、お父さんとお母さんへ、快人くんへ、いろんな気持ちを込めて歌ったので、涙をこらえるのに必死でした」と振り返る。

さらに神田は、中島と10年もの親交があるが、意外にも仕事で関わるのは初めてだという、「デビューからずっと聞いていて、たまたま同じ場所にいた時に“大好きです”と言いに行って以来仲良くしています。お互いコンスタントにドラマに出ているわけではないので、巡り巡ってドラマで初めて一緒に仕事をするというのは、この歌の通り“巡る巡り巡るめぐり逢い”だと思いました」と、喜びを語る。また「愛の歌」については「劇中で出演者が歌う、合唱バージョンの方を先に聞いていたので、美嘉がアーティストとして自分流のカラーを入れて歌っている方を聞くと、随分と印象が違うように思いました。同じメロディの繰り返しなのに、より膨らみを持っていますね。シンプルで奥深いタイトルですが、恋愛や家族をうまく行かせたいという愛情をはじめ、いろいろな愛をはらんでいる、大きな包容力のある歌だと思いました。美嘉が歌っているからこそ、より良い曲に聞こえました」と絶賛。また、瀬山と有明の関係性も見どころの本作。「私もドラマ中でこの曲を歌いますが、瀬山先生は、有明先生が誰を思って歌っているのかがわからないので、最後に一縷の望みを託した切ない『愛の歌』になりました」と語っている。

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