日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。9月1日の放送回では、6年間フルーツだけを食べて生きている男・中野瑞樹さんが登場し、「フルーツの世界」を紹介した。

中野さんは京都大学を卒業後、東京大学工学部の教員として勤務していたが、フルーツに目覚めて退職し“フルーツ研究家”になった。そして2009年9月から、フルーツを食べるとどうなるのかを調べるため、自分の体を使って実験をスタート。それから6年間、水分すらフルーツのみで補給するという徹底した食生活を送っている。日中は水分補給ができる種類のフルーツがメイン。夜はフルーツだけで作った丼。そのため、自宅には炊飯器、ポット、電子レンジ、ガスコンロがなく、冷蔵庫のみ。ただし、塩分だけはどうしても補給できないため、スイカやメロンの皮をぬか漬けにして食べている。

マツコは「私も人様のこと言えた義理じゃないですけど、健康そうには見えない。黄疸出てませんか?」と心配。中野さんは、肌が黄色いのは黄疸ではなく、柑橘の食べ過ぎによる“柑皮症”だと説明し、「冬は(肌が)オレンジですよ。こんなもんじゃないです。(フルーツだけの食生活は)全くオススメしません!」と笑顔で応えた。さらに「3年目に気付いたんですが、スネ毛がなくなってきた。前はボウボウだったんです。女性ホルモンが増えたのではと、勝手に思ってます」と語り、「健康になりたいためじゃない。科学の発展のためにやってる。食べ過ぎちゃいけないとよく言われるが、食べ過ぎたデータはない」と、並々ならぬ信念を明かした。そんな中野さんが番組で紹介した、フルーツの豆知識、レアな激ウマのフルーツを以下にまとめた。

■フルーツは“食後”ではなく“食前”に食べるべし
フルーツを食べる=血糖値が上がったり太ったりする、というのはウソ。食べ方に問題がある。食前に食べると、フルーツは食物繊維を多く含むため血糖値の上昇を緩やかにするほか、ビタミン・ミネラルにより新陳代謝を促進する。反面、食後だと既に血糖値の上昇が始まっているため、単純にフルーツのカロリーが加算されるのみ。

■フルーツは切り方で美味しさも栄養も変わる
<リンゴ>
皮はポリフェノールや食物繊維が多いので食べた方がいいが、高齢の人は食べにくい。無理なく皮を食べることができ、芯を捨てる量も通常の25gから3~4gに減らせる方法。
・皮のまま横向きにおき、真ん中でカット
・切り口を下にして、端からスライス
・芯のところだけ三角にカット

<スイカ>
「種が面倒くさくて食べる気がなくなる」とマツコ。種を効率よく取る方法。
・横向きにして、半分にカット
・維管束(水や養分を運ぶパイプ)を基準に、種が集まっている部分に沿ってカット。
・切断面に種が連なっているので、箸で取り除く
・上から食べやすい形にカット

<パイナップル>
・葉っぱを握り回転させると、簡単に取れる
・両端を切り落とし、適度な幅(輪切り)にカット
・包丁を刺し込み皮に沿って回しながらカット
・芯を避けて食べやすいサイズにカット

■食べた瞬間に衝撃を受けた激ウマのフルーツ
<バナップル>
1つで2度おいしいハイブリッドフルーツ。品種改良でリンゴのような酸味と濃厚な甘みを味わえるスイーツ系バナナ。冷やして食べるのがオススメ。冷蔵庫で保存できるので傷みにくい。1房の希望小売価格398円(税抜)。

<ナガノパープル>
種なしで皮ごとOK。ポリフェノールたっぷり。長野県須坂市で育成された新品種の種なしブドウ。「私、種なしブドウにホントはまっちゃって。種がない、皮が食べられるってだけでこんなに好きになるか、というくらい好き。新種出るたびに食べてる」というマツコ。実はこの品種も知っていたが、今回はその中でも最高級品。巨峰とリザマートと呼ばれるブドウを掛け合わせており、「こんなの、なかなかないよ。柔らかい。なんですかね……味が神々しい」と絶賛。1房の参考価格2500円前後(時期により変動)。

<蟠桃(ばんとう)>
「西遊記」の中で、桃園を管理していた孫悟空があまりの美味しさに食べ尽くし、天帝の怒りを買って下界に落とされたというエピソードがある伝説の桃。マツコは、まず「形が(平べったい)。何これ、すごい香り。芳香剤みたい」とビックリ。「うわ、こんな色してんの。なんかアルコール漬けみたいに芳醇。手の込んだスイーツみたい」と食べた感想を語った。1個の参考価格1500円前後(時期により変動)。

<甘ひびき>
愛知県安城市で育成した新品種の梨。糖度が13度以上と甘みが強い、かなりのレアもの。梨が大好きだというマツコは「すごい。やっぱ梨うめぇな。梨ってすごいと思いません? 奇跡の食感よね。甘いのに、パリっとシャキシャキっていう。こんなのないのよ。もっと梨を評価して!」と感動した様子(値段は番組内では非公表)。

最後にマツコが「ムチャしちゃだめよ。これ以上やったら……というところでやめてくださいね」と、大志のため6年間フルーツしか食べていないことを気遣うと、中野さんは「ムチャはだいぶしてます。死ぬ覚悟で始めたんで……」とサラリと言ってのけ、「何を言ってんのよ!(笑)」とたしなめられていた。

この日の番組後半は、これまで5万個のボールの穴を空けたドリラー・芦川和義さんが「ボウリングの世界」を紹介した。

秋元康氏が明日のスター・ディレクターを育成すべく、企画監修を担当する番組『EXD44』(テレビ朝日系、毎週日曜24:55~ ※一部地域を除く)。2月24日の放送は、俳優の宮川一朗太のプチ整形現場に密着。高須クリニックの高須克弥院長が施術を担当する。

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