マツコも食いついたUFOビジネス&ロズウェル事件の真相、最新動画「UFOフリート事件」

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。11日放送回の後半は、UFO映像コーディネーター・山口敏太郎さんが「UFOビジネスの世界」を紹介した。

山口さんによると、現在、日本が昭和だった時代の第一次・第二次に続く、第三次のUFOブームが世界的に起きているという。日本でも昨今、UFO特番が高視聴率をたたき出している。山口さんは、海外のUFOマニアから入手した映像をテレビ局などのメディアに紹介し、年商数千万円を稼ぎ出すビジネスの仕組みを解説。その後、UFOのようなものを捉えたイタリア、プエルトリコ、中国の怪しい映像を紹介し、“ニセモノ”としての楽しみ方を語った。この手の映像は、かつてブームの時は妄信的な熱狂で広がっていったが、現在では「うさんくさいと思いながらも、ショートムービーを見る感覚」で楽しむ向きもあるという。

そして、UFOビジネスの先駆けは何といっても、かの有名な「ロズウェル事件」。1947年、アメリカ・ニューメキシコ州のロズウェルにUFOが墜落、その残骸や宇宙人が回収されたと言われる事件だ。今年の5月には新証拠写真が公開され、話題をさらった。しかし事件発生後、世界中で有名になった“宇宙人が捕まった”様子を捉えた写真は、1950年にドイツの新聞がエイプリルフールに掲載したニセモノ画像。山口さんは「10年ほど前に判明しました。当時のスケート選手がポーズした写真を小さくして貼り付けたもの」と解説。さらに、この事件が今もなお莫大な経済効果を生んでいる事例も紹介。現地の「UFOミュージアム」は、入場料金5ドル(約600円)で、年間の動員数は約20万人、なんと年間売上は約1億円だ。マツコは「ええ?」と驚くが、「私も近くに来たら行っちゃうかな。ロズウェル来ちゃった!って言いたいですもんね」と、オカルト・UFO好きの心理を明かした。

最後に、山口さんが、最新の“ニセモノと断定しきれないUFO動画”を紹介。「UFOフリート事件」(フリート=集合体)と言われ、ニューヨーク、メキシコなど、日本では千葉、横浜、新宿、大阪でも目撃情報があるという。山口さんが「エグイ動画です。よーく見ると、小さいのがいっぱいありますよ。丸いもの。風船かなと思ったけど、それなら風向きに合わせて同じ動きをする。しかも、100や200じゃない、かなりの数。私はかなりの数のトリック映像を見ていますけど、これは……」と言葉を濁した。このUFOは、風船のように流れず留まり、無数の物体がそれぞれ別の動きをしている。マツコは興味津々の様子で、「(UFO動画を探すために)YouTubeに手を染めそうだな」とつぶやいていた。

この日の番組前半では、1日3食そばを食べる女・イトウエルマさんが「立ち食いそばの世界」を解説。3大立ち食いそばチェーン「名代 富士そば」「ゆで太郎」「小諸そば」のオススメ、さらに、「290円の十割そば」という革命を起こした「十割そば 嵯峨谷」などを紹介した。

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