――今回のドラマには、芳根さんや志尊さんをはじめ同年代のスター俳優が多数集結していますが、初めて会った時はいかがでしたか?

私は本当に人見知りなので、実は最初、誰とも話せなかったんです。私が物陰に隠れていたら、芳根ちゃんが察してくれたみたいで「みのりちゃん、同い年だよね」と明るく話しかけてくれました。でも、私は緊張しすぎて「はい」と敬語で答えてしまって……。バス移動の時も、映画「零~ゼロ~」で共演した葵ちゃんの隣に座って、彼女としか話せずでした。「この現場で、私はどうなってしまうんだろう。美子のように、誰とも話せず終わっていくのかしら……」と心配していたのですが、合唱の練習中に「今、音が合ったね」と話せたり、筋トレ中に「体が痛いね」などと自然に会話が生まれるので、気付いたら仲良くなっていました。今は、撮影が終わっても、みんな楽屋に帰らないでずっと一緒にいます。合唱がなければ、芳根ちゃんにもまだ敬語を使っていたかもしれませんね(笑)。

――合唱部の顧問・鈴木有明役で、城田優さんが出演されていますが、撮影の合間に合唱指導をしてくださっているとか。

劇中の有明先生は、最初はまったくと言っていいほど指導して下さらない設定でしたが(笑)、普段の城田さんは、撮影がない時でもわざわざ時間を作って私たちの練習を見てくださいます。細かい合唱指導はもちろん、各々の不安な部分を聞いて「こうしたら直るよ」とアドバイスしてくださいます。みんなでそれを真剣に聞いて、「全部吸収してどんどんうまくなるぞ」という思いで頑張っています。

――指導は厳しいですか?

はい、城田さんが「僕はみんなから嫌われる覚悟で思ったことを言います」とおっしゃっていたくらいなので(笑)。歌唱指導の先生が「今よくできていたよ」と褒めてくださっても、城田さんからは「ダメダメ。もっと練習しなきゃ。もっと上を目指して」と言われます。あとは、「最終回では良い歌を披露してくれるんでしょ」と、プレッシャーをかけられています(笑)。あまり褒められることはないですが、だからこそみんなが「もっと頑張ろう」と奮起しています。

――担任・瀬山えみり役の神田沙也加さんもアドバイスを伝授されているそうですね。

神田さんには、第1話で披露した「Over Drive」の練習でいろいろな指導をしていただきました。パートごとにメンバーを集めて「こうしたらもっと良くなるよ」といろいろ教えてくださったり。アルト担当の私たちには「喉の奥に卵を入れているようなつもりで歌うと、そこに空洞がいっぱいできるから大きく響くよ」と、細やかなアドバイスをたくさんくださいました。

――このドラマは合唱部が舞台ですが、萩原さんは学生時代、どんな部活をしていましたか?

私は、中学校の時、とても厳しい新体操部に入っていました。技の練習の時、先生から「1回ミスしたら100回やりなさい」と言われて、体育館の隅で100回練習したこともあります。でもそれが楽しかったし、そのおかげで内面が鍛えられ、今に繋がっているんだと思います。今やっている筋トレも厳しいし辛いのですが、だからこそ楽しいと思えています。

――今後劇中で、美子がソロで歌う予定はありますか?

どのような展開になるのか私もわからないのですが、そんなシーンがあったら、緊張しそうですが楽しそうですね。ただ私はアルトなので、とても低い歌を披露することになると思います(笑)。

――では最後に、ドラマの見どころを!

劇中ではさまざまなヒット曲を披露していますが、誰もが知る曲や懐かしの名曲を合唱用にアレンジしているので、ドラマを見ながら気軽に口ずさんでいただけると思います。みんなで一生懸命練習を重ねて、回を重ねるごとに着実にうまくなっているので、最終回の頃にはもっともっとうまくなれると思っています。各話で何の歌が登場するかは私たちもわからないので、最終回の曲が何になるのか楽しみです。皆さんも、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです!

野島伸司が脚本を手がけ、馬場ふみかと小島藤子が共演するオリジナルドラマ『百合だのかんだの』が、フジテレビの運営する動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」で配信中。第1話「偶然の再会」では、馬場演じる大学生の篠原百合が、小島演じる小学校の同級生・二宮海里と再会して、関係を育む姿が描かれた。

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