又吉直樹「先生と呼ばないで」芥川賞受賞までの胸中を『情熱大陸』で明かす

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「第153回芥川龍之介賞」を受賞した又吉直樹が、7月19日(日)23時25分より放送される『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)に出演し、受賞に至るまでの胸中を明かす。

今年1月、文芸雑誌「文學界」にて処女作「火花」発表した又吉。「文學界」は創刊以来初の増刷となったほか、単行本は「2015年上半期 本ランキング」(オリコン調査)の小説部門で売り上げ1位を獲得。先日、ついに芸人としては初の快挙となる芥川賞を受賞した。

世間の注目度が高まるにつれ“先生”扱いされるようになり、今や出版界の大型新人との呼び声が高い又吉だが、世間の風潮を計算して立ち回れるほど器用ではないという。多くを求められるようになったことについては「ありがたいですね」とつぶやくも、表情は乏しいまま。周囲の評価とは裏腹に、芸人としての自身を変えようとは決してしない。「小説を書くということは、自分にとって芸人の仕事にめっちゃ近いんです」と語るように、小説は、漫才やコントのネタと同様“好きだから”書いたのだという。

自身の中の面白さのみを追求していた中、図らずも世間との距離を急激に縮めることとなった又吉は、芥川賞受賞までの日々、そして受賞の瞬間は何を思っていたのか。番組では、単行本「火花」が刊行された3月から芥川賞の選考会当日まで密着取材を行い、又吉の本音に迫る。

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