平井堅「“熱い気持ち”で書き上げた」唐沢寿明主演ドラマの主題歌に込めた思いとは

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5月13日にデビュー20周年を迎えた平井堅が、唐沢寿明主演で7月19日(日)よりスタートする新ドラマ『ナポレオンの村』(TBS系列、毎週日曜21:00)の主題歌「君の鼓動は君にしか鳴らせない」を書き下ろしたことがわかった。

同ドラマは、限界集落を蘇らせた石川県羽咋市役所の職員・高野誠鮮氏の著書『ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?』(講談社刊)を原案に、消滅寸前の限界集落が、たくましく生まれ変わる姿が痛快に描かれたサクセスストーリー。唐沢は、類まれな行動力と奇抜なアイデアを武器に、単身赴任先である過疎地・星河市神楽村に改革を起こす東京都庁の職員・浅井栄治を演じる。また、麻生久美子、山本耕史、ムロツヨシ、イッセー尾形、沢村一樹といった豪華キャストも出演する。

デビュー20周年イヤーを飾る第1弾シングルとして8月にリリースされる同曲について、平井は「『ナポレオンの村』は、不屈の精神・七転八起の展開が描かれるとても熱いドラマなので、僕も自分の心の中から“熱い気持ち”を引っ張り出して書き上げました。ドラマでは、現状を打破しようと葛藤する人々の姿が描かれていますが、誰にでも理想と現実があり、理想とは“手の届かない遠いもの”。しかし、それは“灯台もと暗し”なのかもしれない。ドラマの舞台となっている村のように、豊かさや尊さや誇りは遠いところにあるのではなく、日々の挫折や諦めの中で“自分の手の中にある”ことを忘れてしまっているだけ。実はちゃんとそこにあるということを、僕なりに表現したつもりです」と、楽曲に込めた思いを明かす。

また、ドラマの世界観を踏襲した力強く壮大なサウンドに、平井のソウルフルなヴォーカルが映える同曲。平井は「“君の鼓動は君にしか鳴らせない”というタイトルにちなみ、“鳴らす”ことをテーマにアレンジしました。心臓が鼓動する音や鐘の音、ティンパニーなど使い、楽しみながら作りました。是非、ドラマと共に主題歌も楽しんでいただけたら」とコメント。

同ドラマの高橋正尚プロデューサーは「平井さんの伸びやかな声が、ドラマの舞台となる美しい棚田や川の流れ、田舎の人々の温かさと重なることで、“日本の原風景”が持つ壮大さと優しさがより際立つと思います。真夏の夜、ほっと癒される時間を平井さんの歌声と共にお届けします」とPRしている。

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