阿部寛“新名”と横浜流星“瀬能”が台風の中で水中捜査「ハラハラドキドキ」

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阿部寛が主演を務める日曜劇場『DCU』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第1話が、1月16日に放送。迫力のある展開とキャスト陣の熱演に、ネット上では関連ワードがトレンド入りするほどの注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマ。海上保安庁に新設されたスペシャル集団が“水中未解決事件を解明すること”をミッションに、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫る。

群馬県のダム湖で遺体の一部が見つかり、DNA鑑定の結果、ダム工事を行った建設会社の前社長・毛利新(ヨシダ朝)のものだと判明。毛利は5年前に会社の金を横領し、国外に逃亡していた。DCUの隊長・新名正義(阿部)と、若手隊員・瀬能陽生(横浜流星)は、水深50m地点を潜水捜査。しかし、残りの遺体を発見することはできなかった。

瀬能陽生(横浜流星)
瀬能陽生(横浜流星)

新名の強引なやり方に、群馬県警はDCUへの協力を拒否。それでも新名は直属の上司である佐久間雄二(佃典彦)に「必ず解決してみせますよ、どんな手を使ってでも」と宣言する。DCU内部でも副隊長・西野斗真(高橋光臣)の反発を招きながら、新名は捜査を進めていく。その中で、建設会社の現社長である小山内正一(中村芝翫)の秘書・若林朱里(高梨臨)がダム湖付近の防犯カメラに映り込んでいたことがわかる。若林は、ダム建設に反対していた建設会社の社員で5年前のロシア出張の際にそのまま失踪した野田浩正(宮野真守)の恋人だった。

野田はダムの底に沈んだ村の出身で、当時ダム建設に反対する地元民と結託。会社の情報を反対派に横流ししていた上に、会社の金を横領して反対運動の資金源に充てていた。野田が小山内への復讐のために日本に戻って来ていると睨んだ新名は、小山内に「故郷を奪われた恨みはそれだけ深い」と忠告する。

第1話シーンカット
第1話シーンカット

しかし、実際に小山内を襲おうとしたのは、恋人の若林と、釜飯屋を営む野田の父(誠直也)だった。2人の犯行を未然に防いだ新名は、若林からあることを聞かされる。野田は5年前に小山内の不正の証拠をつかんでおり、それと引き換えにダム建設を中止するよう交渉するつもりだったという。

真実を明らかにするには、まだ見つかっていない遺体を発見するしかなかった。川の中や河口付近からも遺体が見つからないことを疑問視した新名は、遺体はまだダムの底に沈んでいると予想。小山内が海外へ発つ前に遺体を再捜索することになるが、公安一課の刑事・清水健治(山崎育三郎)から、小山内が出国を早めたという一報が飛び込んでくる。新名は「俺に行かせてください!」と同行を申し出た瀬能と、台風の中、水中捜査を強行するが……。

清水健治(山崎育三郎)
清水健治(山崎育三郎)

「水は嘘をつかない」という信念で真相を突き止めようとする新名の活躍に、「ハラハラドキドキ」「迫力すごかった」「魅了された」「目力凄すぎ」などのコメントが寄せられた。

次回第2話は、1月23日に放送。北能登の港で変死体が発見され、DCUのメンバーが現場に向かう。

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