松本潤、友人が代表を務める島根のホテルで「ないものはない」を楽しむ

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第31回JNN企画大賞『未来をつくる島ホテル』(BSS山陰放送・TBS系)が、1月15日に放送された。番組では、松本潤が11年ぶりに隠岐諸島の一つ、島根県海士町を訪ね、ホテル代表の旧友・青山敦士氏と再会。同じ年の友人が頑張る姿にエールを送った。

島根県海士町は人口2300人の小さな島。ここに昨年7月、ホテル「Entô(エントウ)」がオープンした。島の年間予算の半分に上る22億円をかけた、まさに島の命運をかけた大プロジェクト。その中心となるのが青山さんで、大学時代に旅行したのが縁でこの島に魅せられ、観光協会に就職した移住者だ。

青山さんは「必要ないものはなくてもいい・大事なものはすべて揃っている」という気持ちを込めた島のスローガン「ないものはない」をモットーに、島民と一丸となり、地元の魅力が詰まった“旅人と島民がつながる場所”を目的としたホテル作りに取り組んでいる。

松本は以前、旅を通じて日本の魅力を再発見するプロジェクト「ニッポンの」でこの島を訪れて以来、11年振りの再訪となる。その時案内してくれた同じ年の青山さんの熱い思いに刺激を受け、今回その“友人”を応援しにやって来たのだ。青山さんは松本を見ると「おかえりなさい!」と満面の笑みを見せた。

松本は11年前に島に訪れようと思った理由について、日本は島国なのに、自分が離島に暮らしているという実感がなかったので、それを感じてみたかったからだと語る。さらに「自分の知らない価値観を見てみたいと思った」と続けた。

また、前回との感じ方の違いに対し「歳を重ねておじさんになったんだろうと思うけど……」と前置きしたうえで、「海面を眺める、雲の流れるのを見るというのがいかに贅沢なのかが感じられた。そして“ないものがない”ということを楽しめるようになった、という発見が嬉しい」と伝えた。

島を離れる際、青山さんから「行ってらっしゃい!」と見送られた松本は、「じゃあねー! 行ってきます」と大きく手を振った。

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