Sexy Zone・菊池風磨「アドリブはまだ控え目」に清原果耶&間宮祥太朗「怖い」

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1月11日に15分拡大SPでスタートする火曜ドラマ『ファイトソング』(TBS系、毎週火曜22:00~)の制作発表会見が6日に開催され、主演の清原果耶、共演の間宮祥太朗菊池風磨(Sexy Zone)が登壇した。

昨年前期放送の『連続テレビ小説 おかえりモネ』(NHK総合)でヒロインを好演し、いま最も注目される若手女優の一人である清原が、民放ドラマ初主演を務める本作。岡田惠和のオリジナル脚本で、夢破れたスポ根ヒロイン・木皿花枝(清原)、一発屋ミュージシャン・芦田春樹(間宮)、万年片思いの一途な幼馴染・夏川慎吾(菊池)という、不器用な3人のじれったくて切ない恋と成長の物語を描く。

空手の日本代表をめざす役柄のため、清原は空手に初挑戦。「小学生の時からずっとやってみたくて、今回、念願叶って空手ができているのでうれいしいです」とニッコリ。だが、「難しかったですね」とも口にし、「型を覚えるのもそうですし、組手で相手と対峙して、日常で戦う状況に置かれることなんてないので、ちょっと怖いなと思いながら頑張って撮影に臨みました」と奮闘したと明かした。

清原果耶
清原果耶

花枝が空手の試合前に必ず聞いていた勝負曲の作者で、現在は落ちぶれた一発屋の変人ミュージシャン・春樹を演じる間宮は、今作でピアノや歌に挑戦。「放送されるまで怖い」と吐露し、「ピアノが難関でした。10月末から練習しました」としみじみ。だが第1話に登場する弾き語りシーンのプレッシャーを問われると、「そこは花枝の感情が大事で、花枝の感情が溢れるのが美しく見えたらと監督と話をしていたので、自分の歌はBGMくらい」と謙遜。

すると、菊池が「とはいえ意識してたんじゃないの!?」とツッコみ、間宮は苦笑いしながら「いや、意識どころか演技ができないのよ。弾いて歌った上で演技のベクトルにもっていくのが難しくて。でもほとんど表情がわからない感じで、雰囲気でやらせていただきました」と照れ笑い。菊池がさらに「素の間宮祥太朗が見られるってことですか?」と返すと、間宮は「ガチガチの?」と苦笑いしていた。また、清原は間宮の演奏を「歌もお上手ですが、芦田という役の雰囲気をまとってる間宮さんがはかなくて、美しいなと思いながら見てました」と賛辞していた。

間宮祥太朗
間宮祥太朗

菊池は演じる慎吾について、「とにかく花枝ちゃんが大好きで、一途に愛を叫び続ける役です。三角関係とはいえ、それぞれが真っすぐな思いを抱えていて、みんなのことを応援したくなるドラマになっていると思います」とアピール。

幼馴染の花枝と慎吾のシーンは自然なノリツッコミが展開されるが、菊池は「僕は本当に根暗なので、めちゃくちゃ頑張ってます。朝1発目から明るいシーンがあるので、それは僕もつらいですけど、周りもみんなつらそう」と言って笑いを誘うも、清原は「そんなことないです。慎吾のノリに遅れないように必死についていっています」とほほ笑んでいた。

菊池風磨
菊池風磨

また、菊池はアドリブも多いそうで、清原からとあるシーンについて「ほとんどアドリブ?」と質問された菊池が「そう、これ控え目な方なのよ。怖いでしょ?」と答えると、清原と間宮は「怖い」と即答。続けて菊池が「後半になって僕がこの現場に慣れてきたら、手をつけられなくなっちゃうからね。それくらいアドリブが入るから」と話すと、清原は「途中で置いていかれるかも」と不安げ。だが、菊池はそんな清原について「結構、アドリブに応えてくれて。返ってきてこっちがビックリする時があります」と笑顔で返していた。

間宮と菊池は14年前にドラマ共演をして以来、下の名前で呼び合うなど仲がいいそうだが、間宮は「14年前からずっとタメだと思ってたんですけど、この間1個下だと知って。かなりの衝撃でした」と打ち明けると、菊池は「僕は14年間知ってました。祥太朗がずっと『俺らって同期だし、同じ年だしな』と言っていて、いけると思ってたんです。バラエティで会った時とかも同じ年の顔をしてました」とニヤリ。

菊池が間宮をのぞき込みながら「敬語にしましょうか? 間宮さん」と聞くと、間宮は「今さらやめてください。いや~本当にびっくりした」と吐露。そんな2人を見て清原は「仲が良くていいなと」とほほ笑み、菊池に「いや、一番大人なのよ」と言われていた。

間宮祥太朗、清原果耶
間宮祥太朗、清原果耶

終盤には、今年の抱負を書初めで発表する一幕も。清原は「気」としたため、「気合の気です。考えたり迷って立ち止まったりすることが多いんですけど、今年は気合で乗り越えようと。チャレンジの年なので」と説明。間宮は「虎」と書き、「今年は寅年。『虎』なのは自分が応援している阪神タイガースを意識して。猛虎の勢いに乗って、タイガースと共に躍進できたらと思います」と宣言。菊池は「明」と掲げ、「とにかく明るい1年、明るいドラマにしたい。また明るい役なので」と言い、「僕はベイスターズファンなので、明るい星をイメージして」とライバル心をのぞかせ、笑いを誘っていた。

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