石橋蓮司“里城副総理”の活躍ぶりに「株爆上がり」

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小栗旬が主演を務める日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第8話が、12月5日に放送。ネット上では石橋蓮司演じる副総理・里城弦の活躍ぶりに称賛の声が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」を現代風にアレンジ。2023年の東京を舞台に、沈没という未曾有の危機に立ち向かう人々の姿を描いていく。

日本沈没が世界中の知るところとなり、日本の株や為替は一夜にして大暴落。国民は混乱状態に陥っていた。各国の支援も期待できない中、中国は移民受け入れの条件として、常盤医療を筆頭とした日本の有力企業5社の中国への移転を要求する。しかし、経済産業省の官僚・常盤紘一(松山ケンイチ)の父であり、常盤グループ会長の統一郎(小野武彦)は、要求を拒否。常盤と共に説得にあたった環境省の官僚・天海啓示(小栗)だったが、統一郎の「移住した後も社員の人生は続いていく」という意見に反論できなかった。

天海啓示(小栗旬)、常盤紘一(松山ケンイチ)、相原美鈴(中村アン)
天海啓示(小栗旬)、常盤紘一(松山ケンイチ)、相原美鈴(中村アン)

それでも、世良徹(國村隼)と検証を続けていた地震学者の田所雄介(香川照之)から「海底の波動は塞がれた道をこじ開けてでも進んでくる。君もこじ開けろ!」と発破をかけられた天海は、起死回生の打開策を思いつく。それは、企業の移転場所に移民を振り分けて、各地に企業を中心としたジャパンタウンを作るというアイデアだった。天海は「日本人は世界のあらゆる土地で未来を作っていく」と意気込み、統一郎を説得。さらに、中国と深い関係にある副総理大臣の里城弦(石橋)に、別ルートから国家主席にアプローチするように依頼する。

中国へ渡った天海は、里城と共に元国家主席と対面。中国への敬意と日本人としての誇りを熱く語り、未来への扉をこじ開ける。元国家主席の働きかけで中国が日本人1千万人とジャパンタウン構想を受け入れたことにより、他国との移民交渉も好転。天海をリーダーとする日本未来推進会議の議題は、移民の配分方法に移っていった。

天海啓示(小栗旬)、田所雄介(香川照之)
天海啓示(小栗旬)、田所雄介(香川照之)

しかし、海外で暮らす不安から移住を希望しないという国民も多く、天海は母・佳恵(風吹ジュン)から「私は行かんでいいがよ」と言われてしまう。佳恵から「そげまでして生き延びるのが本当の幸せなんやろが?」と問われた天海は思いつめてしまう。そんな中、総理大臣の東山栄一(仲村トオル)と世良が滞在していたホテルで爆破テロが起きてしまう。

日本人の海外移住が迫るという展開に、自分ごと化して考える視聴者も。ネット上では「移民申請するだろうか」「たぶん移民申請しない」「選べない」「家族と一緒に残るかも」「諦めるかなぁ」「天海母に完全同意」などの声が。

また、先週に引き続き中国に大きなコネクションを持つ里城の活躍ぶりには「心強い」「株爆上がり」「里城先生が希望のひと?」「里城先生がいい人になっている」などと、称賛の声が寄せられた。

次回、最終話は12月12日放送の拡大SP。移民計画が進行していた矢先に、予想もしない悲劇が起きてしまう。

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