吉高由里子が主演を務めるドラマ『最愛』(TBS系、毎週金曜22:00~)の第5話が、11月12日に放送。ネット上では、宮崎大輝(松下洸平)の葛藤に心苦しくなる視聴者が多くいた(以下、ネタバレが含まれます)。
殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。
弟・優(高橋文哉)と落ちあった梨央。彼から、幼少期の記憶が戻り自分のやったことを思い出し、迷惑をかけまいと行方をくらましていたこと、姉と敵対している後藤信介(及川光博)にあえて近づき、何かあれば助けようとしていたことを聞かされた。
弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)に頼み、1日だけ優と一緒にいることに。しかし、大輝と相棒の桑田仁美(佐久間由衣)が梨央を尾行していた。彼女が乗った白川行きのバスを追いかける中、途中の停留所で優が乗車したことを確認。大輝は、声を震わせながらも“警察の仕事”として上司に報告した。
一方、梨央は墓参りをしつつ、父・達雄(光石研)が遺した預金などを優に渡し「遠くに逃げて。そんで、いつかまた会いにきて」と願った。その後、2人は達雄が日記を書いていたというパソコンを探すべく、寮へと向かう。
大輝と桑田は、達雄のパソコンを操作している2人を発見。梨央たちは達雄が遺した動画を見ている。そこには達雄が映っており、自分が渡辺康介(朝井大智)を殺したと自供していた。どうにかして優を守ろうとする父に2人は号泣。優は動画で言っていることは嘘であり、刺したのは自分だと訴える。そんな彼の言葉を遮るように「姉ちゃんの前で言わんでええやさ!」と大輝。そして優に告げる。
「俺は、お前と姉ちゃんが好きやった。2人が困ったらいつでも駆けつけるって思っとった。何もできんかったな。優……今度は必ず力になる」。
梨央の「優を連れて行かんで。ずっと離ればなれやったんやよ!」の言葉も虚しく、大輝が近づく。逃げないと決めていた優は梨央に「姉ちゃん。ここまで一緒に来てくれてありがとう。やっと会えたんや。(記憶障害で)忘れたくないわ」と言い残し、連行されていった。
ネット上では、大輝の刑事として、2人を愛する“大ちゃん”として苦悩するシーンに対して、「号泣」「辛すぎる」とのコメントがあった。
次回は11月19日に放送。梨央は優の処遇を心配し不安に怯える。