広瀬すずのシャイだけど負けず嫌いな素顔に「もっと好きになった」

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広瀬すずが、11月7日に放送された『情熱大陸』(MBS/TBS、毎週日曜23:00~)に出演。仕事への向き合い方と、負けず嫌いな素顔に、ネット上では様々な反響が寄せられた。

先に姉がデビューしていたこともあり、中学2年生の頃にスカウトされて芸能事務所に入った広瀬は、これまで数々の大作に出演。しかし、俳優としての理想像を持たず、仕事に対しても「いつでも辞めてもいいくらいの気持ちでいないと、自分を失いそうで怖いなと思っていて」と打ち明ける。

実際に何度も辞めようと思ったことはあったが、それを言い出すこともできなかったという。広瀬は「一番怖いんですよ、自分が否定をして発言するとか、自分の意思を伝えるとか」と告白。映画『いのちの停車場』で共演した吉永小百合も、スカウトされた際に悪いと思って断れなかったという広瀬のエピソードを持ち出し、「そういうところがちょっと奥ゆかしいというか、私が行きますという感じじゃなく、シャイな部分があるのかしらと勝手に思っています」と推察していた。

広瀬すず
広瀬すず

一方で、広瀬には負けず嫌いの一面も。仕事を辞めたいと思っていた頃も、同世代の仲間に触発されたことで、芝居の楽しさに気づいたのだとか。演技の幅を広げようと4年前から通い続けているキックボクシングジムでは、持ち前の負けず嫌いを遺憾なく発揮。一心不乱にキックをミットに打ち込み、スパーリングでは「ムカつく」と感情を爆発させる。トレーナーにも「気が強いんですよ」と評されていた広瀬は、自分の中の迷いや不安を吹っ切るかのように汗を流していた。

その他、番組では是枝裕和李相日などの映画人が広瀬を絶賛。多くの人の期待に応えるべく、もがき続ける広瀬の姿に、ネット上では「凄く良かった」「もっと好きになった」「キラキラがすごい」「素敵な人だった」「全てが美しかった」などのコメントが寄せられた。

次回は11月14日放送。主演映画『流浪の月』の役作りに臨む広瀬を追う。

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