星野源「音楽を辞めよう」と思った過去…2度の大病を経て生まれた曲とは?

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星野源が、11月7日に放送された『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系、毎週日曜22:00~)内の林修が“時代のカリスマ”と一対一で対峙する大人気企画「インタビュアー林修」に出演。くも膜下出血によって倒れたことによって表現の幅を広げたことや、「音楽を辞めよう」と思った過去についてなど赤裸々に語った。

大ヒットソングを数多く生み出したアーティストである一方、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に出演するなど、役者としても活躍する星野。確実に実績を積んできた星野だが、その転機となったのが、2012年と2013年の2度のくも膜下出血による活動休止。13年に再発した際は、生死の境をさまようほどの重体だったとのこと。

これを経て、楽曲制作に“ある変化”があったという。「楽しい歌を聴くのも辛いし、暗い曲を聴くのも辛い。音楽を聴けなくなってしまった」と話す星野だが、そんな時にたまたま聴いたのがPrinceの「I Wanna Be Your Lover」。それまで暗い曲を制作することが多かったというが、そこからは「いろいろな人が楽しめる曲を作りたい」と思うようになり、それによって誕生したのが「SUN」。“病気がなければ生まれなかった曲”といい、現実の尊さを噛みしめる歌詞と、明るくポップな曲調となっていた。その後、「恋」や「アイデア」などを発表し、自らの表現の幅を広げ続けている。

しかし、2019年にドームツアーを行ったことがきっかけで、“燃え尽き症候群”に陥ってしまったのだとか。「自分の好きな音楽」と「のしかかってくるビジネス」の天秤をキープしつつ、頂上で荷物を降ろせた感覚になり「音楽自体を一回辞めよう」と思ったという。その頃、今までやってこなかった他アーティストとのコラボを実施。そこで音楽を始めた頃のワクワクを思い出し、「もう一度やってみよう」と思えたのだと語っていた。

次回は11月14日に放送。現代最強のマーケター森岡毅が出演し、「成功を勝ち取る考え方」を伝授する。

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