小栗旬“天海”と國村隼“世良”のバトルに決着!「満足度が高い」

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小栗旬が主演を務める日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第2話が、10月17日に放送。小栗演じる環境省の官僚・天海啓示の真実を追い求める姿に大きな反響が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」を現代風にアレンジ。2023年の東京を舞台に、沈没という未曾有の危機に立ち向かう人々の姿を描いていく。

関東沈没に関する調査結果に疑いを抱いていた天海は、身に覚えのない不正疑惑をスクープした週刊誌の記事が出たことで、謹慎を余儀なくされる。また、予言していた伊豆沖の日之島が沈み、関東沈没を確信する地震学者の田所雄介(香川照之)は、「君だって真実を見極めたいんだろう?」と、天海に対して海上保安庁に保管されている海底調査のデータを持ってくるように依頼。検証報告会議で地球物理学の最高権威・世良徹(國村隼)が発表したデータは改ざんされたニセモノだと断言する。

総理大臣の東山栄一(仲村トオル)に直訴する天海啓示(小栗旬)
総理大臣の東山栄一(仲村トオル)に直訴する天海啓示(小栗旬)

不正疑惑によって未来推進会議のメンバーからも外されそうになった天海は、総理大臣の東山栄一(仲村トオル)に直訴。新たな検討議題として、首都機能の分散を提言し、ひとまず立場を守ることに成功する。

その後、環境省局長・藤岡勲(小林隆)の不正の証拠を掴んだ天海は、藤岡のツテを利用し、政財界の重鎮である生島自動車の会長・生島誠(風間杜夫)と面会。生島が押し進める東京湾岸の未来都市建設計画を延期するように申し入れ、関東沈没の可能性があることを力説する。政界への道を絶たれた自分の命乞いにやってきたのかと生島に指摘された天海は、「私ではなく、関東圏に住む国民の命乞いにまいりました」と頭を下げる。

椎名実梨(杏)から自身の記事が出ることを知る天海啓示(小栗旬)
椎名実梨(杏)から自身の記事が出ることを知る天海啓示(小栗旬)

数日後の第2首都選定に関する会議で、天海はデータの改ざんが行われていたことを指摘。その犯人が深海調査に同行した国土交通省官僚の安藤靖(高橋努)であることが明らかに。安藤は、全ては世良の指示だったと告白。天海は海上保安庁に保管されていた映像データを公開し、関東沈没の予兆として田所が指摘していたスロースリップの痕跡が映っていたことを世良に突きつける。

データの改ざんは国民を不安に陥れないためであり、天海たちが進めてきた「COMS<コムス>」の国際的な信用を守るためだと言う世良に、天海はかつて世良が田所に向けた言葉を持ち出し、学者の資格を放棄したも同然だと批難する。そして、会議室を出て天海と2人きりになった世良は、長年煙たい存在だった田所への思いを打ち明けるのだった。

天海啓示(小栗旬)
天海啓示(小栗旬)

逆境に立ち向かいながらも、諦めずに行動し続ける天海の姿と、緊迫感のある生島や世良とのやり取りに、ネット上では「心を動かされる」「考えさせられるなぁ」「見終えた時の満足度が高い」「ガチおもろい」などの声が上がっていた。

次回、第3話は10月24日放送。「関東沈没が1年以内に始まる」という田所の分析報告を総理官邸で聞いた天海は、対策の緊急性を強く訴える。

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