吉高由里子が主演を務めるドラマ『最愛』(TBS系、毎週金曜22:00~)の第1話が、10月15日に放送。ネット上では、松下洸平演じる宮崎大輝の方言を交えた告白に反響が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。
殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。
2006年、高校3年生の梨央は、岐阜県・白山大学陸上部男子寮寮夫の父・朝宮達雄(光石研)を手伝いながら、東京の大学の薬学部への進学を目指していた。
駅伝の地区予選。白山大学は、エースの大輝の活躍もあって1位となり、全国大会への切符を掴んだ。彼に思いを寄せていた梨央は、客席から「もう分かっとると思うけど、私は……」と大声で気持ちを伝えようとするも、仲間の好奇な目もあって大輝が制止。彼もまた梨央が好きで、彼女の推薦入試が終わったら、告白しようとしていたのだ。
達雄不在の夜、たびたび寮に侵入してくる薬学部の渡辺康介(朝井大智)と梨央は少し話をしたが、そこで記憶が途絶えたようで気が付いたら朝だった。朝方帰ってきた達雄は、何か知っているようだが、多くを語らない。そんな中、梨央が試験で東京へと行っている間に、達雄が亡くなってしまう。一方で、康介の父・昭(酒向芳)が行方不明になった息子を探しているようだったが、梨央は何も思い出せず、答えられなかった。
大輝は梨央のもとへ。そして「俺、梨央が好きやよ」と告白。さまざまなことで悩む彼女を「元気出せ」と抱きしめると、梨央は涙を流した。
全国駅伝の日、梨央は母で真田ホールディングスの社長・真田梓(薬師丸ひろ子)の使いでやってきた弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)に連れられ東京へと向かう。大輝に別れを告げずに上京するつもりだったが、最後に彼が走る姿を見届けて、ふんぎりがついた。
2021年、大輝は東京で刑事になっていた。東京で昭の遺体が、富山で康介の遺体が見つかり、その関連事件を担当することに。事件の重要参考人であり、真田ホールディングスの社長となった梨央と、15年ぶりに再会するも、彼女は「初めまして」と言い放って……。
ネット上では、「上手に演じ分けられる吉高由里子凄い」「美しすぎる」「ギャップにやられた」などの声が。また、大輝役の松下にも「めちゃくちゃ色気ある」「『好きやよ』は反則技』「方言にやられまくった」などの反響が寄せられた。
次回第2話は10月22日に放送。大輝は、刑事として今回の殺人事件と15年前の事件のつながりを調べる。