コント日本一を決める『キングオブコント2021』(TBS系)が10月2日に放送され、空気階段(鈴木もぐら、水川かたまり)が歴代最高得点を叩き出し、SNS上ではお祝いの声が溢れていた。
同日14時から8時間にわたって放送された『お笑いの日2021』(TBS系)。総合MCは昨年同様、ダウンタウン(松本人志、浜田雅功)が務め、人気芸人が『お笑いミクスチャーFES』『賞金奪い合いネタバトル ソウドリ~SOUDORI~』『ザ・ベストワン』『キングオブコント2021』の番組で実力を発揮。
なかでも番組のフィナーレで放送された『キングオブコント2021』は放送前から話題で持ち切りだった。それは今回から即席ユニットの出場が解禁されたため。応募は例年の倍近い3015組にも上り、選ばれたファイナリスト10組のレベルは相当なものであることがうかがえた。また、6年ぶりに松本を除いて審査員を総入れ替え。山内健司(かまいたち)、秋山竜次(ロバート)、小峠英二(バイきんぐ)、飯塚悟志(東京03)が審査員としての名を連ね、今までとは違った審査がされるのでは、という期待感も高まった。
そうして迎えたファイナルステージは1位空気階段、2位ザ・マミィ(林田洋平、酒井貴士)、3位男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)が勝ち残った。しかし、この3組の得点は僅差で、いつ順位が替わってもおかしくない状態。トロフィの返還に来た前年の王者・ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)は「今年の出場だったら優勝できなかった」と本音をポロリ。小峠も「今回は伝説の回になる」と思わず唸った。飯塚もレベルの高さに驚き「今日ほど(この番組を)家で見たかった~」と悔しがっていた。
白熱したファイナル戦は、最後まで粘りを見せた空気階段が歴代最高得点をたたき出し、見事『キングオブコント2021』の王者に! 空気階段は2018年に決勝進出を果たしてから3年越し悲願の優勝となった。
SNS上では「全日本が笑いで涙した!」「感動と笑いで鳥肌が立ちました」「日本一、クセの強い2人が最高過ぎる!」といったコメントが見られた。
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」では、このほかにも、『お笑いミクスチャーFES』『賞金奪い合いネタバトル ソウドリ~SOUDORI~』『ザ・ベストワン』が配信されている。