鈴木亮平“喜多見”、妹を失った失意から完全復活!「感動と勇気をありがとう」

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鈴木亮平が主演を務める日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の最終話が、9月12日に放送。鈴木演じるMERのチーフ喜多見幸太の決断と、MERのメンバーを含めた全員の活躍に、ネット上では「素晴らしいドラマ」「感動と勇気をありがとう」など、絶賛と感謝の声が上がっていた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、“一人も死者を出さない”ために奮闘する救命救急チーム“TOKYO MER”の活躍を描く医療ドラマ。

テロリストのエリオット・椿(城田優)が仕掛けた爆弾で妹の涼香(佐藤栞里)を亡くしてしまった喜多見は、かつて自分が椿を助けたせいだと思い悩み、MER解散の意向を示す。MERを存続させ、喜多見を支えていこうと誓うメンバーたちだったが、音羽尚(賀来賢人)は協力を拒否。「MERに対する世間の風当たりは強い。ご家族のためにもMERとの関係は断つべきです」と助言し、MERの運命を決める最終審査会に出席する。

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そんな中、都内各所で椿が仕組んだ同時爆破テロが発生。負傷者の救助にあたるメンバーの姿を審査会のモニターで目にした音羽は、かつて喜多見が口にした“理想”を語りながら、与党幹事長の天沼夕源(桂文珍)や厚生労働大臣の白金眞理子(渡辺真起子)の前で「MERはこの国に必要な組織です」と存続を進言する。そして、「現場に行きます。私はMERの医師ですから」と災害現場に急行。MERのメンバーと合流する。

しかし、すでに審査会ではMERの解散が決定しており、監督省庁である厚生労働省の役人によってERカーの使用が禁じられてしまう。緊急手術が必要な負傷者を前に、どうすることもできない音羽たちだったが、白金から無線が入り、MERが正式に認可されたことが伝えられる。審査会後、白金はMERの責任者である病床の東京都知事・赤塚梓(石田ゆり子)と面会。その思いを託されていた。

「命を最優先します」という白金の指示によって、ERカーでのオペが始まり、近隣に要請した応援も到着。さらに、白金の命令で医政局長の久我山秋晴(鶴見辰吾)が動き、赤塚の心筋組織移植の目処もつく。

一方、ふさぎ込んだままの喜多見のもとを赤塚の手術を控えた循環器外科医の高輪千晶(仲里依紗)が訪ねてくる。元妻でもある千晶の「あなたには支えてくれる仲間がいるでしょ」という言葉に聞き入る喜多見。そのとき、音羽たちがいる現場で新たな爆発が発生。千晶が持ってきた無線の向こうでは要救助者を助けるため、音羽が千住幹生(要潤)率いるレスキュー隊と共に、建物の地下に突入しようとしていた。

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可燃性ガスが漏れている地下で取り残された負傷者の対応にあたっていた音羽は、ガスを吸ったせいで意識を失いそうになってしまう。そんな音羽を救ったのは、間一髪のところで駆けつけた喜多見だった。「俺はTOKYO MERのチーフドクターですから。もう一度、医者としてできることをやります」と負傷者を治療し、メンバーに指示を出す喜多見。全員の活躍によって、同時爆破テロの死者はゼロ。危機管理対策室はその結果に沸き立っていた。

そのころ椿はMERの待機所に侵入。時限式の神経ガスを設置したところで、待ち伏せていた公安刑事の月島しずか(稲森いずみ)が発砲し……。

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喜多見を筆頭とした関係者全員の活躍に、ネット上では関連ワードがトレンド入りするほどの盛り上がりを見せ、「最初から最後まで大号泣だった」「最高すぎた」「尊敬しかなかった」「心に響くメッセージが込められている」「しっかりエール届いた」などのコメントが寄せられた。

なお、オリジナル・ディレクターズカット版(第1話・最終話)が、9月27日(月)から動画配信サービス「Paravi」にて独占配信。DVD&Blu-rayが2022年3月2日(水)に発売される。

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