つんく♂、好きを仕事にするために必要なことを伝授

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8月15日に放送された『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系、毎週日曜22:00~)の「林修に本音を全告白SP」では、つんく♂が登場。SNS上では、自称“凡人”のつんく♂が“天才”と戦う姿が話題となっていた。

今や、日本を代表する音楽プロデューサーとして名高いつんく♂だが、デビュー当時を振り返ると、同期のMr.Children桜井和寿に先を越されてばかりで、羨ましさと悔しさでいっぱいだったと苦笑い。

ある日つんく♂は、どうしても勝てない桜井を「天才」と位置づけ、あえて遠くの存在にすることにした。そして努力する方向を改め、天才・桜井が即ヒット曲を作れるのなら、凡人の自分は量で勝負を決意。その経験が、歴代シングル総売り上げ5位の実績となったのだそうだ。

こうして、つんく♂は好きな音楽で成功を掴んだが「プロである以上ビジネスの成功を考え、常に結果が出る方法を考えている」とスタンスを示すと、“好き”を仕事にするためには好きなことを好きなようにやってはいなかったのだと持論を展開した。

それを聞いた林修は、好きな事が見つからない若者の事を案じた。するとつんく♂は「見逃しているのかも」と前置きし“自分が好きなことを最低5個書いてみる”方法を伝授した。そして「そこには未来につながる“好き”が必ず含まれている」と勇気づけた。

最後に、今後一層厳しくなる社会を生き残るコツについて、「世に出るには一発芸が必要だけど、一芸に秀でただけだと3年で終わってしまう。生き残るにはバランスが必要」とつんく♂流処世術を伝授した。

SNS上では前向きなつんく♂の考え方に反響があり「好きなことリストやってみる!」「まだ自分は努力が足りない」「好きを仕事にするスタンスが初めて分かった」と言ったコメントが見られた。

次回は8月22日に放送される。

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