田村正和さんと木村拓哉が建築家の師弟を演じた『協奏曲』がTVerで配信中

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主演の田村正和さんが木村拓哉宮沢りえと共演した1996年放送のTBS系金曜ドラマ『協奏曲』が、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」にて期間限定で配信されている。

現在TVerでは「TVerフェス!SUMMER2021」と題し、懐かしの「名作夏ドラマ」や、伝説の「激アツバラエティ」、ステイホームの夏休みにおすすめの「アニメ・キッズコンテンツ」が無料配信されている。

本作は田村さん演じる有名建築家・海老沢耕介と、木村演じる若手建築家・貴倉翔、宮沢演じる翔の恋人・榊花の三角関係を描いたラブストーリー。鎌倉で暮らす翔と花は、ある日タキシード姿で海から上がってきた耕介と出会う。耕介は酔って船から落ちたと言い、そのまま砂浜に寝転んで気を失ってしまう。唖然とする翔だったが、実は耕介は翔が尊敬していた天才建築家だった。そうとは知らないまま耕介を助ける翔と花。やがて2人のアパートで目を覚ました耕介は、自身が設計を手掛けた美術館のオープニングパーティへ出席するため、2人に正体を明かさず、急いでその場を去ってしまう。

1か月後、ひょんなことから翔と再会した耕介は、翔の口から建築家としての自分に対する憧れと失望の声を聞かされる。正体を言い出せない耕介だが、建築家として羽ばたこうともがく翔と、そんな翔を支える花を前にして、2人の力になりたいと思うようになる。

豪華キャストの共演が話題を呼んだ本作は、当時53歳の田村さん、24歳の木村、23歳の宮沢が出演。1994年から放送がスタートした『古畑任三郎』シリーズが人気を博していたこともあり、田村さんの本作への出演は、“古畑ファン”からも注目を集めた。ドラマでは耕介と翔が建築家として師弟関係を築きながら、花を巡る恋のライバルにもなっていく。地位も名誉も手に入れた耕介と、がむしゃらに突き進む翔。そして、2人の間で揺れ動く花。そんな3人のたどる運命から目が離せなくなるはず。

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