3月4日（日）に『君に耳キュン！　春一番大作戦！　明石家さんまオールニッポン　お願い！　リクエスト～私の東京物語～』（ニッポン放送、17:40～）が放送され、明石家さんまが知られざるエピソードを語った。

同局には今年度4度目の登場となるさんま。前回までは平日の生放送だったため、「日曜日だから社員が誰もいない。毎度盛大に出迎えてくれたのにそれもなく」と言い「毎回高級な喫茶店が楽屋になっていて、美味しいアイスコーヒー飲みながらゆっくり打ち合わせさせていただくんですけども、今回その喫茶店も休みということで……喫煙所に放りこまれた」と残念がった。

そんな中、さんまが長年レギュラーを務めた『笑っていいとも！』の話に。「横澤（彪）さんという方がプロデューサーで、最初は『オレたちひょうきん族』のメンバーを“使わない”っていう方針で始まったんですけども、“お前なしではできない”って口説きを受けて『いいとも！』に出たんですね」と明かした。また、「うちの師匠（笑福亭松之助）から“雑談でテレビを過ごせるようになったらすごい”って言われていて、雑談コーナーをタモリさんと一緒にやらせていただいた。それがひとつの成功」と喜んだ。

さらにさんまは、『ひょうきん族』についての裏話も告白。「日本テレビさんが（裏番組で）違うバラエティーをやるということで、『ひょうきん族』とメンバーの取り合いになったんですよ」と語る。続けて「それで日本テレビのプロデューサーさんとフジテレビの横澤さんが、メンバーをドラフトみたいに（取り合った）」と回顧。最終的には「“欲しいメンバーが全員獲れた”って横澤さんが大喜びで帰ってきたのを覚えていますね」と振り返った。

また、大竹しのぶと交際時の話を聞かれると、「参宮橋のマンションに住んでいる頃に、大竹さんをスキーバッグに入れて（家に帰った）」と告白。取り繕うように「黒塗りのクルマ（パパラッチ）が3台停まっているから、そうせな入られへんから」と弁明した。続けて「あれは（スキーバッグに）よく入ったと思うわ～。その次のお姉ちゃん（の背）が大きくて、バッグに入らなかったのよ。そこで俺うっかり“大竹さんは入ったのにな”って言うてしもた。今でも心の傷になってるねんて」と失態を犯したことを明かし、増山アナから「デリカシーないですね」とツッコミが。するとさんまは「俺、一昨年の春に“デリカシー”捨てたのよ。もういらないの。“道徳心”は10年前の秋に捨てたし。言うとくけど“プライド”とか捨てな邪魔やで」と、アドバイスを送っていた。