石橋貴明が語った「フジテレビの凄さ」と『いいとも!』最終回の裏話

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石橋貴明が語った「フジテレビの凄さ」と『いいとも!』最終回の裏話

3月1日(木)放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送、毎週木曜25:00~)に、とんねるずの石橋貴明がゲスト出演。パーソナリティの岡村隆史と共に、『笑っていいとも! グランドフィナーレ』を振り返った。

岡村が『とんねるずのオールナイトニッポン』や、とんねるずとの初共演を果たした『ねるとん紅鯨団』の思い出を熱く語ると、石橋も調子が出てきたようで、岡村とのプライベートでのエピソードなどを披露。そこからリスナーの質問メールを受けて、4年前の2014年3月に放送された『笑っていいとも! グランドフィナーレ』の話題に。

石橋は「まだこの話ですか?」と笑いながら、当日の様子を語り出す。石橋は「あの後いろんな人がいろんなこと言っていたけど、あれは本当に簡単な話で」と前置きしつつ、「フジテレビが、とんねるずと爆笑問題は上がらないでくれって(言ってきた)」と告白。タモリ、明石家さんま、ダウンタウンにウッチャンナンチャンと、豪華メンバーが次々にステージに上がる中、フジテレビ側から、とんねるずと爆笑問題だけは同じステージに上がるのを止められていたことを明かした。

石橋は「とんねるずと爆笑問題は(みんなと一緒のステージに)出ないでくれって言うから、“はぁ~?”って思って」とグランドフィナーレでありながらも、過去の出演者全員が同じステージに立たないという構成に疑問を感じていたという。これに対し、岡村も「(フジテレビの)勝手な忖度でしょ、それは」と石橋に同調した。

当初の予定では、タモリ、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンが出た後に、全員と入れ替わる形でナインティナインが登場し、そこに、とんねるずが出る予定だったという。「俺と、太田(光)とか田中(裕二)とかは、ずっとしばらく見てたの。そこで太田に“お前、ダウンタウンと何があったの?”って話を聞いていて」とモニターでステージの様子を伺いながら、爆笑問題と話していた石橋。その時、松本人志の「こういうことやると、とんねるずが出てきて、ネットが荒れる」という発言をきっかけに、乱入することを決めたという。木梨憲武もすでに着替えており、やる気満々。さらに石橋は「太田行くぞ」と、爆笑問題にも声をかけ、舞台裏から一気にステージへ。その時、ちょうど舞台裏でスタンバイしていた岡村は、乱入するとんねるずと爆笑問題を横目で見ながら、「ええ~、どうなんのこれ。聞いている話と全然違うけど、大丈夫なんだろうか」と動揺していたという。

石橋は「別に俺らはダウンタウンとどうのこうのあるわけじゃないし、ダウンタウンと爆笑問題がどうなっているのかは、ちょっと話聞いていて、そういうことなのねっていうのはあったけど、そういうことも含め、タモリさんの最終回の中で、そういう人たちをいちいちコーナーに分けてやるってこと自体、おかしいじゃない」と持論を展開。そして、「昔のフジテレビのそういうバラエティの世界って、みんなごちゃごちゃになって、わーって、お祭りになって、それがフジテレビの凄さだった」と振り返り、「それが無かったから、(ステージに)出て行っちゃったの」と語った。

石橋のフジテレビへの思いは止まらない。「あれが一番、フジテレビが上手だったことだよね。それをタモリさんの最終回の番組でそれができなかったから、ぐちゃぐちゃにしてやろうと思って」と思いの丈を打ち明けた。

この日は他にも、とんねるずのコンビ名の由来や、笑いを審査することへの思い、そして3月で終了する『とんねるずのみなさんのおかげです』と『めちゃ×2イケてるッ!』について語っていた。

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