清宮幸太郎、プロ入り後にスゴイと思った選手は「まだ、いない」発言の真意

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清宮幸太郎、プロ入り後にスゴイと思った選手は「まだ、いない」発言の真意

プロ野球・北海道日本ハムファイターズにドラフト1位で入団した清宮幸太郎が、2月27日に放送された『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ、月~木曜8:30~)に出演。環境の変化や最近の報道について“本音”を明かした。

ラジオ出演が初めてだという清宮。そんな彼に伊集院は「テレビで見ていると、ものすごく落ち着いていて“この人は本当に10代なのか?”と思う時があります。こういうのは緊張しますか?」と質問。清宮は「緊張というより、どうしていいやら……」と困った様子を伝えた。また、キャンプでは、環境の違いに慣れようと努力していると語り、10歳以上年齢が離れている選手もいるため「気を遣います」とコメントした。

ここで伊集院が、プロに入ってみて「スゴイ」と思った選手は誰かを聞くと「まだあまり感じていないですね」と大物の片鱗を感じさせる発言が飛び出す。「中田翔選手とか目の前で打つわけじゃないですか?」と投げかけると「練習を見てスゴイなと思うのですが、試合で観たいというか……。練習は“これくらいはやっちゃうだろうな”と思っていたので」と、その真意を説明していた。

伊集院は、清宮が高校1年生の頃から応援していることを告げ「守備は、そこそこ自信ありますでしょ?」と問いかける。清宮は「なくはないですけどね」と返答。さらに「守備は嫌いじゃないです。(不得意という意識も)あまりないです」ときっぱり。“清宮は守備が苦手”という報道がなされているため、伊集院は「そのへん“あっ”と言わせてやってくださいよ!」とけしかけると「本当、そうですよね」と悔しさをあらわにした。

伊集院は「“清宮は打つのはいいけど、守備がなぁ……”ってみんな言うじゃないですか。俺はそのたびに“絶対そんなことない”って。“早実の内野手は、一塁が清宮だから安心していた”っていつも言い切っていました」と明かした。清宮は「嬉しいです」と喜び「自分もいろいろ言われてますけど、いつか……とはずっと思っています」と決意を語った。

最後に伊集院は「シーズンの目標は?」と質問。清宮は「そういうのは、ピッチャーの球を見て、言いたいなと思っていて、まだ何も始まっていないし、何も分からないので……。ただ、“清宮がいたから(勝てた)”と言われるような活躍をしたいと思っています」と力強く話した。このコメントに伊集院は「(インタビューを通じて)分かったことは、僕より大人です」と締めくくり、清宮を笑わせた。

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