アニメ『名探偵コナン』（読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00～）4月3日の放送は、ファンにも人気の高い「緋色シリーズ」のデジタルリマスターとなる第３弾「緋色の帰還（交錯）」が放送された。

安室透はキャメルから聞き出した情報で、来葉峠でキールに殺害された赤井秀一の遺体が本人のものではないと確信。翌日、沖矢昴の居候している工藤邸へやってくる。一方、ジョディとキャメルは来葉峠に向かっていた。ジョディは、黒の組織からのスパイ・楠田陸道についての情報が漏れたと知って狼狽しているコナンを見て、赤井の死と何か関係があるのではないかと考えたのだ。ジョディと、冲矢に推理を披露する安室は同じ答えにたどり着いていた………というストーリー。

「赤井秀一が“沖矢昴”に変装して身を隠している」という安室の推理が外れていた場合、“沖矢昴”という青年が、知らない男に上がり込まれ「仲間を人質に……」と、よくわからないことを話せと脅される非常に恐ろしい状況だ。さらに声を変えているのだと疑われ、“チョーカー型変声機”があるかを確認しようとする安室の手は沖矢の首に伸びていた。

これを見た視聴者は、Twitter上で「沖矢さんが実際にいる人だったら、安室さんめちゃくちゃだ」「一人でずっと話してたかと思ったら、ハイネック覗こうとするんだよ!?　びっくりするよね」「全然関係ない人だった場合のヤバさがすごい」などとつぶやき、このほかにも様々な形で驚きの声が上がった。

丁寧でありながら、どこかピリピリとした安室と沖矢の会話。果たして、この“沖矢昴”は、安室の推理通り“赤井秀一”なのか？　２人の戦いがどのような結末を迎えるのか必見だ。

【文：山田 奈央】