清々しいラスト「仙夏(岡田結実)たちに幸あれ!」ドラマ『江戸モアゼル』最終回

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清々しいラスト「仙夏(岡田結実)たちに幸あれ!」ドラマ『江戸モアゼル』最終回

岡田結実主演の連続ドラマ『江戸モアゼル』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11:59〜)の最終回が3月11日に放送された。江戸時代からタイムスリップしてきた花魁の仙夏(岡田結実)は、恋人・蔵地(葉山奨之)の説得で江戸へ帰ることを決心する。仙夏は、「涼八屋の仙夏、令和の東京、花魁として華麗に散ってやるよ」とすっかり花魁らしさを取り戻すのだった。そして迎えた旅立ちの時、仙夏と長兵衛(一ノ瀬颯)を乗せた大八車を蔵地が引き、タイムスリップの瞬間が訪れる。Twitterでは、「清々しい終わりにスッキリ」「温かい気持ちになれる素敵なドラマでした」「仙夏たちに幸あれ!」という声が上がった。

仙夏は、令和に自分がいた証を残そうと、周りの人たちにあれこれと世話を焼く。そんな中、鳥居(前田公輝)が突然会社を辞めて姿を消してしまう。泉美(吉谷彩子)への恋心を自覚した鳥居は、これ以上好きになることを恐れて彼女から離れたのだった。仙夏は、蔵地と泉美を連れて鳥居のいる場所へ。鳥居は、カリスマ社長としての生活をすべて捨てて山でミニマリストな暮らしをするも、泉美への想いだけは断ち切れずにいた。そんな鳥居に、泉美は「鳥居さんと話している時、私は一番自分らしくいられる」と、初めて素直な気持ちを告白する。

タイムスリップ当日、蔵地は仙夏をスカイツリーに連れて行き、最後の思い出を作る。一方、寿乃(山口まゆ)は長兵衛と、ある約束を交わしていた。やがて夜空に満月と彗星が浮かび上がり、タイムスリップの条件が揃う。仙夏は長兵衛と共に蔵地が引く大八車に乗り、何度も「蔵地、蔵地……」と、令和の想い人を忘れまいと唱えるのだった。

令和に不時着した花魁の恋物語が完結。仙夏と蔵地、泉美と鳥居、寿乃と長兵衛、それぞれの恋の結末に、Twitterでは「そう来たかぁ〜」「見事な粋キュン着地だった」「清々しい終わりにスッキリ」「充実感が半端ない」「胸熱で泣けてしまう……」「温かい気持ちになれる素敵なドラマでした」「面白くて泣けてキュンキュンして最高だった!」「粋な最終回」「仙夏たちに幸あれ!」と絶賛の声が相次いだ。

3つの恋は、それぞれの形で実る。仙夏は、蔵地の運命を変え、たくさんの人たちを笑顔にした。“置かれた場所で咲き誇る”粋な花魁・仙夏の時空を超えたラブストーリーは、この先も語り継がれていくことだろう。

【文:齋藤めぐみ】

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