高木刑事、灰原哀、少年探偵団…ファンが感じる変化の歴史!『名探偵コナン』

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高木刑事、灰原哀、少年探偵団…ファンが感じる変化の歴史!『名探偵コナン』

アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)7月25日に放送された「絵の中の誘拐犯」は、2001年に放送されたストーリーのデジタルリマスター版。19年という歴史を感じる変化に、驚きの声があがった。

学校からの帰りに公園で遊んでいた少年探偵団の江戸川コナン、吉田歩美、円谷光彦、小嶋元太は、札束の詰まった紙袋を大事そうに抱えながら園内を見回している不審な男を発見する。事情をよく聞いてみると、その男性は誘拐事件にあった財閥会頭秘書で、犯人の指示どおりに身代金の一部を公園の地面の上に置いてくるように指示されたのだった。そんな中、コナンは遠くのビルから双眼鏡でこちらの様子を窺っている犯人らしき人影を目撃する。事件は昨日の昼過ぎに発生。誘拐されたのは財閥会頭の孫だった……というストーリー。

今回のストーリーを観たファンからは「高木刑事、色黒でほぼモブ」「あ~このころ哀ちゃんいないんだ」「歩美ちゃん、モテモテ!」など、現在との変化に関する様々な声が上がった。

コナンとの会話が多くなった高木刑事も、初期は名前すらない所謂モブキャラクター。見た目にもかなり変化があり、たびたびファンの間で話題にあがる存在だ。また、危険な行為をした少年探偵団に目暮警部が一喝する場面も。現在では、事件現場にいることが当然のようになってきていることもあり、ファンには懐かしくも、新鮮な場面だったようだ。

そして、当時はまだ登場していなかった灰原哀についても話題になった。すっかり少年探偵団の一員となり、馴染んでいる灰原がいないことへの寂しさとともに、少年探偵団内での人間関係の変化についても触れられた。歩美が好きな光彦&元太と、歩美に好かれているコナンのいざこざは、少年探偵団登場回では定番だった。しかし現在では、灰原に終始ドキドキしている光彦、すっかり仲良くなり灰原と行動を共にすることが多くなった歩美……と多くの変化が生まれている。

長い歴史があるからこそ、ファンには感慨深いストーリーとなったようだ。

【文:山田 奈央】

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