弁当はおかずだらけ?お風呂に湯船いらない?海で泳がない?びっくりだらけの沖縄講座!

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弁当はおかずだらけ?お風呂に湯船いらない?海で泳がない?びっくりだらけの沖縄講座!

沖縄は魅力的だ。一度行くとまた行きたくなる。異国情緒もたっぷりで他県民から見ると生活文化がいろいろ違うのも楽しい。ただ楽しさを超えて「なんで?」と驚くような文化もいっぱいだ。

まずは食文化。みそ汁がお椀ではなく巨大などんぶりで出てくるのは序の口だ。カレーになぜかピーマンが定番なのもかわいい驚き。
沖縄の食といえば「食堂」だ。他県の定食屋と雰囲気は変わらないが、何しろメニューが豊富。ある食堂には134種類ものメニューが揃っている。豊富すぎやろ!
定番のテビチ、ソーキそば、中身汁は沖縄らしいが、他県のメニューと同じ名前でぜんっぜんちがう食べ物が出てくるのも面白い。
カツ丼を頼むと、もちろん卵でとじたとんかつがごはんにのっかって出てくる。それはいいのだけどなぜか野菜炒めがとんかつの下に盛られているではないか!

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すきやきとして出てきたのは、確かにお肉も入っているけどお皿に盛られたなんか全然イメージが違うもの。我々が知ってる鍋で食べるすきやきもすきやきだけど、この不思議な食べ物もすきやきなのだそうだ。
そこまではまだ許せるのだが、ちゃんぽんとして食べているのは、野菜炒めを卵でとじたものがごはんに乗ったもの。ごはん?!ちゃんぽんは麺でしょ?問い詰めても何が問題ですかという顔でこれがちゃんぽんだと言う沖縄県民。どうなってんだここは?パラレルワールドか?

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さらに驚くのが弁当。お弁当屋さんに並ぶのは、おや?おかずだけ?お惣菜を売ってるのかと思ったら、おかずが大量にのったお弁当だと判明。おかずの下を掘ると、おかずの汁で変色したごはんが発掘された。「白いごはんが見えちゃうと、ボリュームないって感じしない?」とおかみさんは言うけど、だからってここまでする?しかもそのおかず、チャンプルーの横に野菜炒め、そしてエビフライと天ぷら、三枚肉にスパゲティと何でもかんでも入っててコンセプトが見えない。これ何弁当なの?

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天ぷらも沖縄県民は大好きで、おやつ代わりに子どもも食べてる。ただ、この天ぷらは我々他県民が知る天ぷらではない。全体的に衣多すぎ。中の具を食べてるのか衣を食べてるのかわからないくらい衣だらけ。具材もどこか適当でイカが定番だけどメニューに「さかな」とある。キスとかアナゴとか魚の種類は表現しない。魚でもイカでも衣だらけで区別つかない。それを箸も使わずスナック的にかぶりつく。黒い液体をかけてると思ったらウスターソースだって。天ぷらを売ってるお店に「カタハランブー」という大きな謎の天ぷらがある。食べてみると具が入ってない!衣だけの大きめ天ぷらを「腹にたまる」という意味でこう呼ぶそうだ。なんかもう、むちゃくちゃだよ。

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食を離れて生活全般でびっくりポイントを挙げていこう。
沖縄県民はお風呂で湯船に浸からない!気温が高いので、シャワーだけで十分だと言う。いちおう家を建てると浴室に湯船を設置するものの、結局数十年使わないままで物置と化す。観葉植物を置く家もあり、何が楽しいの?

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沖縄県民は、海で泳がない!他県から沖縄に行くと美しい海で泳ぐことを思い浮かべるけど、沖縄県民にとって海はビーチパーティやってBBQで楽しむ場所。泳いでるのはみんな観光客だと、まるで理解できない風に言う。そもそも泳げない沖縄県民が大勢いて、海への感覚が違うみたいだ。

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沖縄県民はサトウキビの固い皮を歯で剥く!沖縄県民はカチャーシーをみんな踊れる!
などなど、沖縄独特の文化は尽きない。他県から見ると不思議だらけだけど、でも沖縄県民は誰もかれも気のいい楽しい人びとだ。沖縄に行きたくなるのは、あの人たちと触れ合いたいからかもしれない。また行けるようになったら、行きたいぜ、沖縄!

【文:境 治】

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