幼稚園児に扮した脳内会議に「かわいいが大渋滞」山本美月主演『ランチ合コン探偵』

公開: 更新: 読みテレ
幼稚園児に扮した脳内会議に「かわいいが大渋滞」山本美月主演『ランチ合コン探偵』

山本美月主演の連続ドラマ『ランチ合コン探偵 ~恋とグルメと謎解きと~』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11:59〜)の第3話が1月23日に放送された。ランチ合コンで生まれるのは恋ではなく、なぜか解かずにはいられない奇妙な謎の数々。今回の舞台は個性的な居酒屋で、お相手は人気の料理男子。さらには出演者が幼稚園児と子ども番組のお兄さんとお姉さんに扮した脳内会議も出現し、Twitterでは「先生かわいすぎて全然話が頭に入ってきませんw」「幼稚園コスプレ破壊力抜群」「かわいいが大渋滞」といった反響もみられた。

謎解きが好きな天野ゆいか(山本美月)が所属する大仏ホーム経理部には、恋に貪欲な肉食系女子・阿久津麗子(トリンドル玲奈)が在籍している。他にも、部長の亀田広(木村祐一)、ベテランの小島和子(池谷のぶえ)、入社二年目の吉川颯太(金井浩人)がいる。

ある日の昼休み、ゆいかと麗子は、会社の近くのキッチンカーへお弁当を買いに行く。ここの名物は店頭で焼き上げるローストビーフが入った「ローストビーフ弁当」。また料理人・楢崎博文(小林豊)は超イケメンで、その姿をみた麗子は心の中で「合コンしたい!」とつぶやく。そんな空気を察したのか、ゆいかはその場で楢崎に「私たちと合コンしませんか?」と声をかける。

ゆいかと麗子は後日、楢崎とランチ合コンをすることに。今回は休日の昼休みで、場所はもう1人の合コン相手・岡徹平(竹財輝之助)が営む居酒屋だ。楢崎は少し遅れて店にやってくるが、どうやら誰かに呼び出されていたようだ。
さっそく岡と楢崎は、自ら料理をふるまう。2人の鮮やかな腕前をみて「料理男子、最高じゃない!」と、ときめいてしまう麗子。次々と出てくる「Choi.s煮込み」「肉みそ生ピーマン」「たんたんもやし」「チキンカレー」といったオリジナル料理にTwitterは「飯テロ祭りだ~」「この時間にカレーは反則に近い」などの声が。

そして麗子は、楢崎と岡の関係性について尋ねる。もともと楢崎は「洋食屋タカギ」という店で修業をしていたが、その店は閉店。自分の店を出すために、キッチンカーで開業資金を貯めているという。そして岡は楢崎の先輩で、メニュー研究がでるよう厨房を提供している間柄だった。
一方、ゆいかは先ほど楢崎が誰かに呼び出されて遅れたことが気になっていた。呼び出した相手は修業先のオーナー・高木秀男(仲義代)。楢崎が断りもなく自分のレシピで弁当を作っていると、怒りをぶつけてきたのだ。楢崎は確かにタカギの味をベースに弁当をつくっていたが、事前に挨拶をして許可をもらい、筋は通していたという。

さらに楢崎は、毎週金曜日にキッチンカーへ来る謎の美女(滝裕可里)の話をはじめる。その美女は毎回かならず違う種類の弁当を10個以上購入し、高圧的な態度で「おかずだけ欲しい」などの細かい指示を出す。その女性は小さい頃からタカギの料理を食べており、弁当の味がタカギに近くなるよう、クレームをつけることもあったという。

またこのドラマは謎を解くゆいかの頭の中で、さまざまなシチュエーションによる脳内会議がはじまるのが恒例だ。今回の脳内会議の舞台は幼稚園。ゆいかと楢崎はお姉さんとお兄さんに扮し、紙芝居を披露することに。麗子と岡は、見学する幼稚園児の姿になっていた。紙芝居のタイトルは「洋食屋タカギものがたり」。タカギのオープンから閉店までを振り返る内容だったが……。
「金曜日に来る美女の謎が解けました」
脳内会議を終え、こう語るゆいか。今回の謎解きのキーワードは「親子の絆」。謎の美女がお弁当を買いに来る真相が明かされると、Twitterでは「今日はちょっと切なくて良い話」「深いわぁ~そうだね、すべては誤解かもね」「悪い人が1人もいなかった」など、ホッコリした感想が寄せられた。

結局、今回も合コンは謎解きで終わってしまった。新たな恋を逃した麗子は、社内で同期の営業部・桜井健斗(瀬戸利樹)に遭遇。そこで「天野さんってどういう人なの?」と聞かれる。
「一言で言うと、変わっている人かな……」
さらに桜井は人事部・高山航一(好井まさお)にも、ゆいかの個人情報を教えて欲しいと頼んでいたが、ロックがかかって確認できない状態だった。

一方、ゆいかは主治医の白石律子(知念里奈)に、ランチ合コンに登場した親子の絆の話をしていた。
「家族っていいなと思いました。私にもきっと、家族がいたんですよね……」
ゆいかは自分の過去が何も思い出せなかった。そして最初の記憶は、ある男性にこう言われた場面だった。
「今日からおまえは、天野ゆいかになる……」

果たしてその言葉の意味とは何なのか? 次回のランチ合コンは、1月30日の放送で開催。次に生まれるのは新たな恋か、それとも奇妙な謎解きか?

【文:高山 惠】

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