勘違いウザ男の登場にザワつくも「1回みたらクセになる」山本美月主演『ランチ合コン探偵』

公開: 更新: 読みテレ
勘違いウザ男の登場にザワつくも「1回みたらクセになる」山本美月主演『ランチ合コン探偵』

山本美月主演の連続ドラマ『ランチ合コン探偵 ~恋とグルメと謎解きと~』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11:59〜)の第2話が1月16日に放送された。ランチ合コンで生まれるのは恋ではなく、なぜか解かずにはいられない奇妙な謎の数々。この新感覚にTwitterでは「なんじゃそりゃな展開が多いけど面白い」「1回見たらクセになる」といった声があがっている。また合コンが開催された和食料理店では、美味しそうな豚の角煮や銀だらの西京焼きが登場。「美味しそうなものしか出てこん!」といった悲鳴もあがった。

謎解きが好きな天野ゆいか(山本美月)が所属する大仏ホーム経理部には、恋に貪欲な肉食系女子・阿久津麗子(トリンドル玲奈)が在籍している。他にも、部長の亀田広(木村祐一)、ベテランの小島和子(池谷のぶえ)、入社二年目の吉川颯太(金井浩人)がいる。

ある日、ゆいかは出勤中に、怪しげな男に尾行されている麗子を目撃。男の正体は、銀行員の初柴純(小越勇輝)で、さらに「デートしてください!」とその場で麗子に告白する。話を聞くと、麗子が電車で痴漢を捕まえたのを目撃し、そのカッコよさに惹かれたというのだ。しかし初柴が自分より4歳年下なところが気になり、麗子はあまり気乗りしない様子。一方、ゆいかは「私は年下、いいと思います」と言い、さらに「いきなり2人きりが嫌なのであれば、ランチ合コンなどもアリでは」と提案する。

そして、ゆいかは麗子とともに、初柴を交えたランチ合コンに参加。初柴は上司の須藤優一(袴田吉彦)を連れてきた。第一印象は須藤に大人の魅力を感じた麗子だったが、自らのことを「完全な出世コースに乗っている」などと自慢話に終始する須藤に、気持ちは急激に冷めていく。そんな麗子をよそに、今度は体を鍛えていることを自慢しはじめる須藤。この強烈なキャラクターに「勘違いが酷いけど、リアルにこういう人いそう」「テメーはササミでも喰ってろ」など、Twitterを大いにざわつかせる結果に。
一方、ゆいかは「体を鍛えているのは、銀行強盗対策でしょうか?」と斜め上の方向から食いつき始める。ゆいかが興味を示したのは、銀行強盗についてだった。やはり、合コンそのものにはあまり興味はないようだ。

須藤も初柴も強盗にあった経験はなかったが、2人が勤務する銀行では最近、ブレイク中のイケメン俳優・弓月剣太郎(古屋呂敏)に関連する事件があったという。話によると、その日、行内では通称・S子(樋口柚子)という女性の甲高い声がした。S子はストーカー行為を繰り返す蟻田(ねりお弘晃)から逃げ回っており、ついにこの銀行で捕まってしまったのだ。蟻田がS子につかみかかろうとした瞬間、止めに入ったのが偶然いあわせた弓月。蟻田は抵抗したが、須藤らの協力もあって無事に蟻田を取り押さえることに成功した。この勇気ある行動により、弓月は俳優としてブレイクを果たしたのだった。

それを聞いてゆいかは、蟻田がS子につかみかかろうとした瞬間が気になっていた。須藤と初柴はその瞬間を直接目撃していないが、監視カメラに現場が映っていたのは確認しているという。またこの事件には後日談があり、弓月とS子はこの事件がキッカケで交際をスタート。週刊誌にデート現場を報じられていた。

一方、またもランチ合コンが謎解きで終わるのではないかと不安を抱き始める麗子。なんとか話の流れを変えようと、合コンの質問の鉄板「好きな女性のタイプ」を尋ねる。しかし謎の店員・鈴木龍之介(坂口涼太郎)が出現し、ゆいかとともに事件の真相を推理。ますます現場は恋から遠のいてしまう。そして……。
「すべての構図が見えました」
こう断言するゆいか。今回のキーワードとなるのは「想い込み」。いっけん謎らしきものが見当たらない一連の出来事だが、そこからゆいかが見出した謎の真相とは何なのか?

その後、ゆいかと麗子は会社のエントランスで、北村和馬(平田雄也)に遭遇する。和馬は以前に一方的に別れを告げた麗子の元彼で、研修で訪れていた。「じゃ、またな」と去っていく和馬に「またなんて、ないくせに」と麗子はつぶやく。

そして、ゆいかは帰宅途中、麗子の同期で営業部に所属する桜井健斗(瀬戸利樹)に遭遇。「もっと天野さんのことが知りたい」と食事に誘われる。しかし「私のことを知るのは、無理です」と去ってしまうゆいか。果たしてその言葉の真意とは一体何なのか? 
次回のランチ合コンは、1月23日の放送で開催。「可愛い女の子たちのトークと謎解きも味わえて、美味しそうな料理まで出てくるからたまらん」「それにしても天野ゆいかの謎が気になる!」といった声があったが、次に生まれるのは新たな恋か、それとも奇妙な謎解きか?

【文:高山 惠】

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